仕事をしながら家族と過ごす

日曜なのに、仕事をした。
どうにもこうにも平日が忙しすぎて、立ち行かず、自作業が進まないというストレスによって、精神的にもズタボロになっているような感があって、あえて仕事をさせてもらった。
出社はややハードルが高く、在宅にした。

そして、今日はとても天気が悪く、夫と子供も家にいるしかない状態だ。
申し訳ないなと思いつつ、部屋に閉じ籠り、仕事を開始した。
夫の提案でコーヒー券を子供に作ってもらったので、仕事開始1時間もしないタイミングでコーヒーをオーダーした。
子供が張り切って、わたしがつくる!!とと立ち上がってくれた。

仕事に没頭していると、そのうち階段を上がってくる音がした。
子がドヤ顔で、コーヒーできたよー!と笑顔で部屋に入ってくる。後ろから夫がホットコーヒーを持って来てくれた。
美味しい。やっぱり仕事中はホットコーヒーだ。

なんだかんだと午前中は過ぎ、3人で昼食を食べ、また早々に仕事に戻る。
かなり集中していると、子がしれーっと部屋に入ってくる。
なんだかよく分からない理由をつけたり、報告を兼ねて訪れてきた。
なんともそれが可愛い。
かつて、私も同じくらいの歳の頃、お母さんの職場にわけのわからない理由をつけて電話をかけまくったものだ。
職場が保育園ということもあってか、周りの方もある程度、子供のすることとして微笑ましく対応してくれていたようだが、かなりご迷惑をかけたに違いない。

今日、子供のこれはそんな大事なことでもなく、ただ訪れてくるのが可愛く、ニコニコ対応していた。
そうすると子もさらっと部屋を出ていく。しかし、程なくしてまた入ってきた。
それを何度か繰り返し、これは父は何をしている状況なのだろう?と気になり、リビングに行くと、寝ていた。
なるほど。

子も暇になって来たのだな。夫も疲れが出たのだろう、ありがとう。
夫はとても繊細なので、こちらが休みなのに仕事をしないといけない状況をとても心配してくれている。
そして、子もおやすみなのに母と遊べない寂しさを泣くという形は取らずにアプローチしてくる。

2人の想いを受け取り、だからこそ、しっかりこの時間を無駄にしたくないと思い、なんとか進めた。

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