社会人12年目　初めて会社をさぼった

今年で社会人12年目になる。
昔から学校や会社とかの組織が苦手で、
生きにくい世の中と思いながら、諦めながら日々過ごしている。

社会に出て時間がたつと、
人見知りも、協調性がないことも、
うまく隠す術が自然に身についてる。

人から見ると、
自分からは話しかけないけど、
少し大人しい人って思われている。

ほんとは毎日息が詰まりそうで、
会社員辞めたいとしか考えていない。
会社を一歩出ると、急に生き返る。
不思議なもんだ。

会社が嫌いなくせに、
周りに迷惑がかかるのが嫌だし、
人に頼むのが苦手なこともあり、
休むということがどうもできない。

年に数回限界がやってきて、
改札の前で足がぱたりと止まる。

それが今日だった。
今日は会議があるものの、
それ以外は特に重要なことはない。
休むなら今日だと。

会社に休む連絡するまでは
落ち着かなかったが、
連絡してしまえばもう自由の身。

早速、角野栄子さんのドキュメンタリー映画を鑑賞し、カフェでのんびりする。
私も何か一つ自分だけの得意なことを見つけて、生計を立てたい。

せっかくの休みなのに、
休んでしまったと、
罪悪感が残る。
自分、真面目だな。

いつか会社から解放される時が
いや、自分から飛び出す勇気が出る日はくるのだろうか。

#サボる