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人を憂う人でありたい

娘が先に読み出した
本棚にあったこの本


大学病院に勤めていたときに教授の本棚にあったこの本
「先生この本読ませてもらってもいいですか?」
って聞いたら。「あげるよっ」ていただいたまま。
家族がちょうど立て続けに亡くなり、読む勇気が出ないまま本棚の飾りに。

娘が勉強片手に(そこはツッコミたくなるが)この本を読んでいた。

わたしもつられて一気読み。
号泣しながら読んだ。

勉強を終えた娘が
「ここのページがね、良かったよ」ってひらけたページ


あぁ〜、一緒だなぁと。大切なメッセージが受け取れる子になってるな。と親バカかもしれないけれど、素直に思った。
わたしも「人を憂う」ひとでありたい。

これは子どものためのいのちの授業、だけどおとなでも十分響く内容だった。

大人のためのいのちの授業もあるらしいから今度は買って読もう。

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