媒体の制作

今年から週1投稿を目指して頑張っている住田です。
今日は媒体の制作について。
先週はずっと宣伝用チラシを自作していました。
というのは、昨年、学会の企業展示に出展するにあたり、事業紹介パンフレットとPOPを兼ねた事業深掘り紹介チラシをクリエイターさんに制作していただいたという経験をきっかけに、さらに宣伝したいことについてチラシをつくろうと思ったのです。

なぜチラシなのか?
私が手掛けている事業は「キャリア形成支援」という無形のものなので、伝えるためには媒体が必要なのです。
しかも、今すぐないと困るものでもなく、中には「不要だ」と言い切る方もいらっしゃいます。そういう方々に伝えていくためには、手元に残る形にし、相手方の適切なタイミングで見ていただき、検討していただけるものにしなければと思いました。

クリエイターさんにパンフレットとチラシを制作していただいた過程でも、原案は自分が考え、見せ方についてはかなりやりとりをしました。誰に何を一番に伝えると伝わる媒体になるのか?どんな表現が刺さるのか?どんな言葉が響くのか?デザインや色でどんな印象を与えるのか?…それらを検討し、時には知り合いに意見を求めながら制作していただきました。この経験は媒体制作の枠を超え、無形の事業を興味・関心のない方々に伝え、マネタイズする上で必要なことを考えるきっかけになりました。

今回、チラシを自作した過程で大切にしたのは、以下の通りです。
1.伝えたいことを伝える前に、相手への共感的理解を示す。
2.相手が受けられるメリットを端的に表現する。
3.要点をわかりやすく伝える。
4.全体の統一感

私が心惹かれるチラシは、「そうそう、ホントそれ!」と共感してくれている内容です。これ、自分のこと?ウチの職場のこと?と思えるようなくだりがあると、次が読みたくなります。
しかし、長い文章や読みにくい小さな文字が来た時点で読むのをやめてしまうので、配色やフォント・文字飾りなどを駆使したり、イラストを入れたりしながら、メリハリをつけることを心がけました。
そうしつつも、いろんな色や大きさで文字やイラストを示し、結局ゴチャゴチャとした仕上がりになると、それが企業イメージにもつながってしまうので、情報や順序(ストーリー)を全体的に整理整頓することや、配色に一貫性を持たせることを意識しました。

試作段階で12歳の長男に見せたところ、「内容が要点ごとに分かれていれば、その中身が文章でも読んでみようかなと思える」と、なかなか貴重な意見をくれました。
端的な表現だけでは伝わらないこともあるので、文章をどこで使うかを考える上で参考にしたいと思いました。

このチラシをどう使うかもこれからの課題です。
使い方、相手の反応にはいろんなパターンがあると思うので、細かく分析し、媒体の使い方を究めていきたいと思います。

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