トンガの朝 (ストーリー⓸)
今日はなんて天気のいい日なんだ。
洗濯の日だーーー!!!!!
やる事が沢山あるが一旦サボってブログする
わん。
今回はトンガ話の続き、ストーリー⓸
前半、後半のあるトンガストーリーは番号つけました。
ごちゃ混ぜになっとるからな。すみません。
まず、ストーリー⓷からの続きだが、私はトンガに来る時に、父にはトンガに5日間いくよ、
と伝えられてたんですね。
だから5日間でともかくトンガ中の親戚とトンガを満喫するぜと、気合が入っておりました。
トンガに着いた夜の次の日は、朝方ちょっと、
小雨が降っていたんだけど、朝の匂いが
メッチャ新鮮。
早朝4時から近所中のニワトリが
コケコッコー 🐓
それで目が覚めて、窓は開いていたから朝の新鮮な空気が小雨と土の匂いと混ざって、言葉では表せないくらい
自然のスッゴイいい匂い。
そしてとても静かだった。
雨の音、葉っぱが風で揺れる音、鳥や豚の声。
なんて言うのだろう、とても不思議で懐かしい
感覚だった。トンガで育った訳でもないのに。
朝の6時頃になれば皆んな起きだして、その時は確か週末だったので、私のおじさんの子供達が
朝からせっせと大人のお手伝い。
おじさんの子供達は当時、
長女7歳
長男6歳
次男5歳
と次女7ヶ月の4人。
長女7歳はせっせと母親と洗濯物をする準備をしていて親戚の家に当時、洗濯機はなかったので
洗濯用の桶に水をいれて洗濯板と素手で洗っていた。
長男6歳は外でお湯を沸かす為、乾燥したヤシの木の葉っぱや皮での焚き火の火をおこしていて、
次男5歳は家の裏の店まで朝のパンを買う為
おつかいにいっていた。
何、この出来すぎる子供達は。
ショックだった。
トンガで生まれて、物心ついた時から親と一緒に家の手伝いをしながら家事や色々な事を覚えていくのが当たり前の環境で育った子供達。
14歳の私より何でもできる。
皿洗いもろくに出来なかった自分が恥ずかしくなった。
親戚の家には洗面所と言うのが無かったので
外に歯磨きにいけば子供達が水の用意をすでに
してくれていて、水道の水ではなく、トンガの家に必ずと言っていいほどある、雨水を溜める
タンクから綺麗な水を汲んできてくれた。
トンガではこの雨水を
Vai Melie
と言う。
Vai は水と言う意味。
Melie は甘いと言う意味。
天から降ってくる雨の水を甘い水と言うの。
なんか素敵✨
顔を洗い、歯を磨いた後は朝食のターイム!
ここでまた驚いたのが子供達に先に食べ物をあげるのではなく、大人からなのだ。
子供達が大人にご飯を配り、自分達は最後に
座る。
この時は私と父がゲストだったので
一番初めになったが、普段はお爺ちゃん、おばあちゃん、家の大黒柱の父ちゃん、そして一緒に住んでるおじちゃん、おばちゃんや年上のいとこ達その後、子供達と、言う順番になっている。
これはこれでいいと思う。
日本で言えば昔、父や母の事を父上、母上と呼び、親にも敬語使っていたよね。
目上の人への尊敬の表し、かな。
家庭によって差は出てくるけどこれは本当に
マナーだったな。
朝から色々学んだんだよな〜。
文化の違いってすげーなぁって思いながら食べた
トンガでの朝食。
とりあえず、この日は絶対に水道水飲むなと
言われ、後ほどそれをド忘れして水道水を飲んでしまう。
水道水 マーズーイー😭
次の日腹下したよ。😭
泊まっていた親戚の家のボットン便所がどうしても使えなくて、、
ボットンだから使えなかった訳ではなく理由はトイレに屋根がなくドアの代わりにカーテンだけだったから見られるのが怖くて日中はいけんかった。
(詳しくは”トンガのトイレがぶっ飛んでいた話”を読んでねん)
なので隣の家のフィナウおばあちゃんの家の水洗トイレで下痢ピーピーした。
エンディングが汚くてごめんよ。
ではまた、寄り道していってくださいな。
God bless you
Love
Yoko xx