言葉の使い方で印象が変わる理由 1ヶ月毎日疑問を見つけて考える 12日目
今日の疑問は
「言葉の使い方で変化する印象」
です。
今までいろんな人に会ってきましたが、同じことを言っているのになんか感じ方が違う人っていうのが何人かいたんですよね。
そこで疑問に思ったのが、扱う言葉でその人の印象が変わってくる理由はなんなんだろう?ということです。
ということで、考えてみます。
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言葉の使い方で印象が変わる理由
①会話は受け手の受け取り方で決まるから
どんな会話であろうと、どんな相手を気遣った言葉を使ったつもりであろうと、それらは全て受け手がどう捉えるかで決まります。
そんな受け手が相手からの言葉を受信した時、人によって感じ方が変わるのも必然的なことなのでしょう。
受け手の価値観、考え方、経験、大切にしているもの、何が好きかと言った変わりにくい面から、その時のメンタルや体調など、日々の生活で変わっていく面も含めて、受け取り方は変わってきます。
それらすべてを知り尽くした上での発言なんて無理に等しいので、極端なことを言うと、「相手のため」を謳った言動というのは、極めておこがましい行動なのだとも言えます。
それを理解した上で、自分にできる最善を尽くした発言ができるようになりたいものです。
②その人の人格を表すものだから
日本語が難しいのは、同じ意味の表現がたくさんあるからです。
自分を表す表現でも
俺、僕、私、自分、拙者、それがし、我輩、我、
などきっとまだまだあります。
それらは英語では「I」の1文字で完結します。
(細かく見ればもう少し英語でも表現方法はあると思いますが)
そんな感じで、同じ意味でもたくさんの言葉が存在する日本語。そりゃ外国の方からしたら難しいですよね。
それでも、これだけ複雑に同じ言葉の意味があるのには、日本らしい奥ゆかしさや品格の美しさが出ているのかなと感じます。
一つの物事を見てどう感じるかは人それぞれ。その時に人それぞれで表現が違うのってとっても素敵ですよね。
そんな日本語だからこそ、相手の気持ちに寄り添うだけで終わらせず、言葉を多く知ることで相手に届きやすくすることができるのだと思います。
野球でも変化球を多く投げれるピッチャーって必要な場面で必要なアクションが取れて結構重宝されると思うんですが、まさにそんな感じです。
人間が扱う言葉は、その人の心の奥底で考えていることを表す鏡だとも思うので、言葉の主語が誰なのか、どんな言い回しで伝えてきているのか(自己中心的な発言か他者視点なのか)、などをしっかり聞くことで、その人の扱う言葉に対して印象が変わってくるのかなと思います。
たくさんの言葉に触れて、いろんな表現ができるようになりたいですね。
③ギャップ
何に対してもギャップって結構重要です。
よく聞く、イカツイ人が年寄りの方に親切にしているとか、チャラそうな人がめっちゃ一途とか、、、
そういうのはもちろんなんですが、「容姿×言葉遣い」も相手に良い印象を持ってもらうのには結構有効なギャップなのかなと思います。
容姿が優しそうで言葉遣いも丁寧な場合は言うことなし。
容姿が怖いのに扱う言葉が綺麗で思いやりがあったり知的だったりする場合は、「お!なんか普通の人と違うぞ!」ってなるのでいい印象は得られるでしょう。
逆に容姿が優しそうで言葉遣いがフランクな感じだと爽やかな印象を得られたり、ちょっぴりチャラそうにも感じられてしまうのかなと、、
第一印象や見た目で判断されてしまいがちの昨今ですが、たとえ悪い印象を抱かれても、その後の立ち振る舞いや言葉遣い、気遣いなどの機転を利かすことで取り戻せる部分もいくらかあるんじゃないかなと思います。
まとめ
①会話は受け手の受け取り方で決まるから
②その人の人格を表すものだから
③ギャップ
多分まだ思いつきそうな気もするんですが、とりあえずこれくらいで。
書いてて理解が深まったのは、「相手のため」って案外相手のためになってないこともあるということでした。
「相手のため」ではなく「自分にできる最善」として今後はお節介なことをしていきます。
それでは、また明日!