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起業したときの話

こんにちは、ビジネス小説デビューして1週間ほど経ちましたが、一度は起業家関連書籍で6位くらいまでいきました。
買ってくれた方ありがとうございます!
今回のnoteは、この本で言うところの2章の最初あたりの実体験の話になります。


小説では、幼馴染の3人で立ち上げたことになってますが、実際には私と酒巻さんの2人です。
同じ職場でデータサイエンティストとして働いてたんですが、実はそんなに仲良くなかったです(笑)
お互い、変わった人いるなーくらいの関係でした。
たまたま、共著で本を書く機会があり、その時に意気投合して一気に仲良くなりました。
ちなみに、その時に書いた本は、↓です。

当時はデータ分析に関する書籍は今ほどなく、かつ内容も分析のために用意された「きれいなデータ」を使ったものが多かったんですが、現実はそんな「きれいなデータ」はなく、自分たちで作る必要があり、書籍と現実の間には大きなギャップがありました。

そんな中で、現実に近いデータを用意して、前処理から丁寧に解説したこの本は、想像よりもすごい勢いで売れました。
すぐに、第2版の話や中国語や韓国語の翻訳本を出したいという話が来たりして、
「お、この本が売れるということは、我々のやってることは需要があるってことなんじゃないか?」
と、起業を決心しました。
(ちなみに、最初の資本金はこの書籍の印税です)

しかし、実際に立ち上げるときには、結構苦労しました。
「登記ってなんだ?」って状態からのスタートで、とりあえず全部自分たちでやってみようと、最新版の会社設立の本を買って愚直に動いてみました。

ところが、、、

・商号にアルファベット(英語)を使うことはできない
→出来る

 2002年の「商業登記規則等の改正」によって、英語での表記・登記ができるようになってた

・添付されてたCD‐Rのファイルを利用してそのまま申請
→ 書式 に間違いがあると突き返された

・会社を登記するには、会社の銀行口座を作り、資本金を振り込んで払込証明書を作成しなければならない
→ 個人(発起人)名義の口座にお金を振り込んで、その通帳のコピーをとって提出すれば良い

マネーロンダリングやテロリストへの送金対策で、法人の口座開設が難しくなっていた

などなど、最新版のはずなのに、全然キャッチアップ出来てない本で、かなり振り回されてしまいました(笑)

後になって分かったんですが、会社登記の最短の道は、手続きを司法書士事務所に頼むか、税理士に相談することでした。
インターネットで「法人登記代行」とか検索してみると、
「自分で登記するより早くてお得!」
「登記代行格安! ●万円安い」
とか出てくるので、その中から専門家を選んで頼めば、もろもろの手続きも1か月もかからずできます。

・・・と、こんな感じの実体験をもとに小説にしてます。
ご興味のある方は、ぜひ読んでみてください!




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