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22歳で脳梗塞を発症して歩いてきた道

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22歳で脳梗塞。 左片麻痺、高次脳機能障害をもつことに。 その後、自身の経験を活かすため大学に進学。 言語聴覚士免許取得。
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#若年性脳梗塞

今となってはわからない真実

あれはなんだったんだろう…

今となっては因果関係はわかりませんが、
当時たびたび体調不良を感じることがありました。

急に息苦しくなったり
胸痛がしたり…

自宅にいる時そういった症状がでると
横になって安静にすると落ち着いたのですが、
このときぼんやり、
【死】
という文字が
浮かび上がってしまいました。

近々死んじゃうかもしれない、、
ふと不安におもったことがありました。

虫の知らせ?

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予兆だった?

虫の知らせか、発症前の気になるできごとある日、インターンシップの帰り道
地下鉄の駅の階段で左足の力が抜けて
階段を踏み外しました。

今まで経験したことない激痛に病院に行きました。
足首の靱帯が伸びている。骨にヒビが入っているかも。
全治1ヶ月の安静が必要との診断でした。

インターンシップは松葉杖も使いながら
なんとか終えることができたのですが、

当時の趣味が踊ることだった私。

通っていたス

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最初に

最初に

これは、
私が22歳の時、脳梗塞になった体験談です。

私の体験が同じ病気と向き合っている方、
そのご家族さんの参考や希望に
すこしでもなればいいなという思いで
書き始めました。

当時書いていたブログを引用しながら
振り返りたいと思います。

今から10年ほど前、
私は22歳、
イベントの専門学校の2年生でした。

卒業年度だったので、
就職先を探したり試行錯誤している時期でした。