スパーリングと自己分析
自己分析、自己分析、自己分析
これまでのnoteでも似たような記事を発信しており
それらをすでに読んでいただいた方には
「くどい」と思われると思うで
ぜひ読み飛ばしていただければと思います。
「いや、少しは記事の内容も成長しているのでは」
と淡い期待をいだいてくれた方は
ぜひ読み進めていただければと思います。
現在わたしはプロダクトを企画しています。
そのテーマを設定をする上で
ゴルフという領域を取り上げて進めようとしています。
しかし
ゴルフへの熱量を周囲に伝えきれずにいます。
自己分析が足りていないのではという意見をもらったので
より深く自己分析をするために
以下の2つのテーマに対してスパーリングをしてもらいました。
ゴルフの楽しみ方を増やしたい
タバコを吸う人をいなくしたい
前者は現在進めようとしているテーマであり
後者はそれとは関係のないテーマです
スパーリング相手は思春期を一緒に過ごした中学時代からの友人です。
ちょうど2人で静岡までゴルフに行く機会があり
ゴルフをやっているという点と煙草を吸わないという点が同じなので
移動時間を使って車中でスパーリングをお願いしました。
スパーリングについて
あえて否定的かつ批判的な意見をもらい、自己分析をしていきたいということを伝えました。
こんな依頼に対して真剣に取り組んでくれて本当に感謝しています。
もともとスパーリングについては理解があり、非常にスムーズに行うことができました。
テーマ:ゴルフの楽しみ方を増やしたい
以下に批判的な意見や質問とわたしの回答を記します
(※以下友人間の会話に即して記載しているのでタメ口基調です)
ゴルフに関しての楽しみ方はすでに溢れているのでは
かなり多くあり、自分でも大きな不満があるわけではない。
アイデアとしてまだ既存のサービスではないものを思いつくことはできる。
ゴルフ領域でテーマを設定したのはゴルフに関することをプロダクトするのが面白そうというのが大きい。
楽しみ方を増やすことで誰にメリットがあるのか
ゴルフ未経験者にとってはゴルフを始めやすくなるきっかけになる。
初心者にとってはゴルフを続けられるきっかけになる。
上級者にとっては長く続けていくきっかけになる。
楽しみ方を増やすことで自分は満たされるのか
すでにかなり満たされているが、自分がゴルフを長く続けるためのカンフル剤になると思う。
新しく始める人が増えて長く続ける人が増えるのもいいことだと思っている。
なんでゴルフを長く続けようと思うのか
上手になるのが難しいスポーツであり、時間とお金をかけてせっかく上手になったから。
年をとっても続けやすい運動量のスポーツであり長く続けやすいから。
ラウンドをすることが楽しいので、楽しい時間を続けたいから。
見ず知らずの人たちがゴルフを始めたり、長く続けることでメリットはあるのか
自分が大好きなゴルフを続けていくのにゴルフ業界が廃れない必要はある。ゴルフが存在するのであれば実際には見ず知らずの人の動向には興味がない。
親しい人たちにはできればゴルフをやってもらいたいというのはある。
なんで親しい人たちにゴルフをやってもらいたいのか
一緒にゴルフをやることは楽しい。自分が楽しいと思っているものを共有したい。また、ゴルフをやることで、ゴルフが上手である自分の凄さを理解してほしいという承認欲求もある。
高めあえるライバルが欲しいという気持ちもある。
1人でゴルフをやることはできない。親しい人とやるのが楽しい。
競技などで初めましての人と回ることがあり、それはそれで真剣にやるので楽しい。
初めましてで、初心者で、仲良くなろうと思っているわけでもない人とラウンドをするの気が進まない。
自分を凄いと思ってもらうには何がどうなっていればよいのか
具体的なことは思いつかなかった。
楽しみ方を増やすことがここに繋がると言うにはかなり無理をしなければいけないと思った。
一緒にラウンドをしていいプレイを見てもらう必要はありそうだ。
自分を凄いと思ってもらう必要は本当はなくて、ただ自分が気持ちよくプレイできればそれでいいとも思ってきた。
楽しみ方を増やすといっても楽しいかどうかを判断する基準はあるのか
言葉が詰まってしまった。楽しいの価値基準は今のところ独善的判断であったと思い知らされた。
そもそも自分以外の誰かが楽しいと思っているかどうかにさして興味はないと考えを改めた。
ただ、楽しい雰囲気は伝染し、周囲が気持ちよくラウンドをするのには必要な要素だと思っている。
つまり自分が楽しい雰囲気でラウンドをするために一緒にラウンドをする親しい人にも楽しいと思いながらゴルフをやってもらいたいと思っているということだろう。
ゴルフのどんなところが好きなのか
競技としての観点では
誰にも邪魔されずにスコアが決まる。
審判という他のスポーツで勝敗に影響を及ぼすような人がいない。
相手に対して負の感情を抱く必要がない。高めあえるスポーツだから。
相手の失敗を祈るという性質を持っていない。
勝ち負けがはっきりして、あと腐れがない。そういうスポーツで勝つことが楽しい。
競技以外の観点では
苦痛のない早起きができる。
ゴルフ場までのドライブが楽しい。
仲のいいメンバーで過ごす濃い時間が楽しい。
クラブハウスでの高貴な雰囲気が好き。
ゴルフが好きな人たちが集まるその場所の雰囲気が好き。
友人にとってのゴルフが好きな理由は
非日常感
高級感
空間そのもの
流れる時間そのもの
ということであった
とても共感できた。
友人は競技視点でのわたしのゴルフ好きの理由を
独特だと言っていた。
結論1
私は本質的に自分が快適な時間を過ごすことを目的としており
ゴルフのラウンドをすることはそのために確立された手段の1つであるということがわかりました。
そして楽しみ方を増やす目的は、自分がより快適なラウンドをするための可能性を高めることであるとわかりました。
テーマ:タバコを吸う人をいなくしたい
以下に批判的な意見や質問とわたしの回答を記します
(※以下友人間の会話に即して記載しているのでタメ口基調です)
タバコが嫌いな理由は
においがきつい。体に悪いから副流煙を吸いたくない。
落ちてる吸い殻を避けて歩くのが面倒くさい。
風上でタバコを吸われるのが不快。
そのせいで自分が風上に移動しなければいけないのが面倒くさい。
電子タバコはどうか
変なにおいがすることがあったからいやだ。
不快であることに変わりはない。
タバコが好きな人の意見を聞いたことはあるか
タバコが好きな理由として聞いたことがあるのは
喫煙所での集会によってコミュニケーションの材料になること。
会話に間をとることができること。
雰囲気がかっこよく見える。
口の寂しさを紛らわせることができる。
という代替可能ないかにもありきたりなことばかりで独特な感性でタバコを好きだという人の意見はまだ聞いたことがない。
タバコを吸う人がいなくなった世界はどうなると思っているか
たばこ関連事業者では、たばこの売上がなくなり潰れる可能性が高い。
喫煙所がなくなる。分煙という概念がなくなる。
タバコをやめてほしいと言えない人の苦労がなくなる。
公共の場からタバコの吸い殻がなくなる。
タバコくさいと思わなくなる。
たばこ関連事業者が潰れることは別にいいのか
たばこ関連事業者が潰れたとして、生活が困る人が出るのであれば保護する必要はあるが、その人材やリソースが他の分野で活躍することはできると思う。社会全体、経済全体としての損失はないと個人的な意見を持ってはいるが、裏付けされた実際の調査をしてはいないのでなんとも言えない。
自分が不快にならないように喫煙者にいなくなってほしいのであって、そのために社会的な補償を考える段階にはまだないし、他人の生活のことにはさして興味がない。
喫煙者全員がすごくマナーがよければいいのではないか。
それでも部分的には解決できると思う。マナーは変数なので、絶対的な解決にはならない。全くタバコのにおいを感じることなく、副流煙を吸うこともなく、吸い殻も目につかず、可視範囲に喫煙者がいなければそれでいい。自分の活動範囲でタバコや喫煙者が存在しなければよい。
結論2
自分が快適であるために自分のコントロールの行き届かないもので
不快なものを排除したい。
全く関わりがない所に影響を及ぼしたいとは思わない。
結局自分はどういう人間なのか
快適な時間を過ごすことを第一としている。
不快をなくすことは同じ意味合いを持ち、大切なことだと思っている。
関係のない他者に影響を及ぼそうとは思っていない。
というエゴイストだということがわかりました。
本質として独特さや特殊性は持ち合わせていないかもしれません。
ただ、プロダクトは少なからず他者に影響を及ぼすものであり
その欲求の乏しい私が熱量を持って取り組めるテーマを探すのは至難の業であるとの理解してしまいました。
お読みいただきありがとうございました。