【NARIWAI】取材の心得ワークショップ②
こんばんは、吉川です。だんだん寒くなってきました。夕暮れが早くなってくると、なんだか切ないです。今年も冬がやってくるんですねえ……。
さて、前回に続いて、NARIWAIでは取材の心得ワークショップを行いました。全2回のこの取り組み、今回は取材におけるマナーや取材の仕方についてみんなで考えました。
取材の心得ワークショップ②2021/11/6
まずは、NARIWAI版・取材で大事なことを考えました。これは指導するのではなく、「こうだったらどうだろう?」「じゃあどうすればお互い気持ちよい時間を過ごせるだろう?」と考えるもの。
あくまで、NARIWAIが思う大事なことです。ただし、取材班としてというよりは、人として相手と接するときに大事なこと、といったところでしょうか。
下準備なしに、相手のお話をうかがうことはできません。貴重なお時間を頂くわけですからね。HPに書いてあることや、SNSを見ればわかるようなことは聞かない。相手のことを調べてみて、そこで沸いた疑問や質問をします。もちろんHPやSNSは小学生向けに書かれたわけではありませんから、「見たけどよくわからなかった」ということは質問してOKです!
子ども取材班にはほぼいませんが、「間違えたらどうしよう」「これ聞いてもいいの?」と消極的な子もいますよね。定型文のように質問して、答えを待つ。それで会話は終わり、ではもったいない。小学生がはたらく大人に直接取材できる機会は、多くありません。大人の解答に対して、どんどん突っ込んで質問していいと思うんです。だって、知りたいことなのだから。
NARIWAIでは、悪口や相手を傷つけたりバカにしたりすることでなければ、発言は自由。大人のみなさんは、答えづらい質問(例えば「お給料に満足していますか?」「お金を稼ぐことをどう思いますか?」など)には、正直に「答えづらいね~笑」と言ってくれます。
答える・答えないは自由ですから、素直に疑問をぶつけてみましょう!「失礼じゃないかな?」と思うことは、事前に吉川に聞いてくれればいいですから^^
つい言いがちな「はいはい」や、頭の回転が早い子は大人びた発言をしてしまいます。ダメなわけではありませんが、取材する側が上に立つような言い方はナシ。
子どもといえども対等な立場で、と大人のみなさんは敬語を使ってくださったり、時には緊張をほぐし親しみを持つために敬語なしで話しかけたりしてくださっています。どの質問にも真摯に答えてくださるわけですから、子どもも礼儀をもって取り組まないといけませんね。
「お互いが気持ちいい時間をすごす」ということを意識していれば、きっと少しずつでも成長していけると思います。自分のことばかりではなく、相手のことを考えながら取り組むということは、人間関係や信頼を築くことにもつながります。
吉川はかなりの緊張しいで、所長になりたてのころは説明会でも無様なものでした 笑。そういった場合は場数を踏むことも大切ですが、意識していたのは「伝えたいことを伝えられればいいわけではない」ということ。
保護者はどういうことを知りたいのか、どうすれば安心して預けてくれるか、信頼してもらえるか、誠実に誠意をもって話すようにしていました。カミカミでも、つたないしゃべりでも、相手のことを思って話すことが大切。
そんな経験もあって、NARIWAIでもこんな話をしています。「こうしてね」ということは言わず、「どっちのほうがどういう印象になるだろう?」と問うことで、子どもたちは自分で考えます。
これ以外にも、取材の流れややることなどを確認しました。ひとつひとつ丁寧に、子どもたちとじっくり取り組んだワークショップ。どの子もよく発言し、一生懸命でした。
NARIWAIの主役は子どもたちですが、取材の主役はお相手の方。最後のお礼の時に、こんな風にお互いが笑顔になれたらうれしいです!(これは【コンテンツディレクター】かじわらまみこさんの回ですね^^)
さあ11月はいよいよ、新規メンバーの取材班デビューです!先日初めての取材を終えたので、そちらもまたレポートしますね。
子どもたちの活躍、どうぞお楽しみに!
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