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便利なコミュニケーションツールのひとつ!元保育士が手袋シアターの魅力を解説

こんにちは。YOKOです。

東京でもいよいよ暑さが本格的になり、連日やってくるゲリラ豪雨。年々大雨の被害も大きくなっている気がします。カナダの記録的な熱波の被害もしかり、温暖化の影響が命の危険を感じるレベルになっていますよね。日本でも世界でもこれ以上被害が大きくならないように、改めて日常生活の中でできることを増やしていこうと思いました。

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さて、第5回目となったYOKAROの投稿。いままでは保育の内容にフォーカスしておりましたが、今回は少し角度を変えて、保育現場で活躍する便利グッズ【手袋シアター】についてご紹介したいと思います。

手袋シアターとは、歌や物語、手遊び歌などを手袋を使って演じるもの。

前々回の投稿でも少し触れたのですが、私はハンドメイドの手袋シアターを販売しています。どんなものを作ろうか研究しているうちに、メリットの多さがわかりびっくりしました(現役の時には全くと言っていいほど意識していなかったのですがw)。

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子どもとかかわるすべての方に、少しでもお役に立てたらうれしいです。

それでは、元保育士の視点からその魅力をたっぷり解説していきます!


【魅力①温かみがある】

私は以前保育所に勤めておりましたが、すぐボロボロになってしまいやすい保育の教材には、長く使えるようにラミネートしてあったり、テープで補強したり、プラスチック素材の玩具が多かったりしますよね。

たくさんの子どもが触れる玩具はメンテナンス重視。特に最近は感染症のこともあるので、より手入れのしやすいプラスチック素材の傾向が強いと思います。

でもやっぱり子どもが安心するものって、布など柔らかい素材のものが多い気がしませんか?

多くの手袋シアターはフェルトが用いられています。布製品ならではの温もり、肌触り、ハンドメイド品であれば個性もみられます。

さまざまな感覚が発達していく乳幼児期、メンテナンスをしながら、リアルに近いものを選ぶのは大人の役割でもあると思います。

保育所や幼稚園にあるような毎日子どもが触れるものは、メンテナンスの面で限界がありますよね。でも大人が使うものはせめて、温かみのある素材のものを取り入れたいと、一保育士としてのこだわりがありました。

保育の現場でも、こういった基準でもの選びをすることがよりメジャーになっていくといいなと願っています。

【魅力②演じ方が自由自在】

子どもがたくさんのお話に触れるものとして、絵本や紙芝居が代表的なものとされていますよね。声色を変える、仕掛けを活用する、絵本を動かす・・・さまざまな工夫をすることで、子どもたちの興味をより惹きつけていきます。

さらに保育士や幼稚園の先生はパネルシアターやペープサート、手袋シアター、エプロンシアターなど場面に応じてさまざまな方法で演じています。

パネルシアターやエプロンシアターなどは物語や流れを頭に入れておく必要がありますが、その分演じる自由度がとても高いというメリットがあります。

パネルシアターやエプロンシアターは大きさとしても見ごたえがあり、誕生日会や季節の行事でも活用されていますよね。

一方で、手袋シアターは手のひらサイズ。インパクトは少し弱いかもしれませんが、手のひらひとつで物語が完成するという十分な魅力があるのではないでしょうか。

季節の手袋シアターは、集団での行事には参加しない乳児クラスでも十分活用できるメリットがあります。また幼児クラスでも、普段の手遊びや歌の演出がちょっと変わるだけで、楽しみ方の幅がぐんと広がって楽しいですよね。

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【魅力③持ち運びが自由】

もうひとつ、持ち運びが自由という点でもメリットがあります。コンパクトな分保育の現場で求められる"臨機応変さ"にも対応しやすいのが、個人的にとても便利でした(パッと出せるスピード感は重要ですよね)。


子育てをされている方でも、外出先や車などの移動中に"ちょっと時間をもて余した…"なんて時にも手袋シアターが活躍できます。YouTubeなどの動画のようにちょっと目を離して・・・という訳にはいきませんが、親子同士のふれあいにとてもいいアイテムなのではないでしょうか。

指人形にしたりマジックテープでつけたり剥がしたりができるので、布製品ならではの温かみを感じながらふれあいができる、コミュニケーションツールのひとつとして十分価値のあるものだと思います。


【番外編:オンラインイベントにぴったり】

手袋シアターの対象として、主に保育士や幼稚園の先生をイメージされる方も多いのではないでしょうか。

コロナの影響で対面でのイベントが難しい中、オンラインでのイベント開催がかなり普及しましたよね。保育の現場でも保護者会をzoomで開催したり、研修がオンラインになったりと、だいぶメジャーになっています。

ここで子どもを対象としたオンラインイベントを行うのが、産婦人科小児科などの医療現場です。

特に産婦人科は、出産後1歳になったお子さんの誕生日会を行っているところが多いそうで、こちらも現在はオンラインでの開催がメインですが、ここで手袋シアターが役に立ちます!

なぜなら、より画面に近い状態で演じられるから。手袋と演じる人の表情を画面いっぱいに写すことができるので、画面上でのやりとりにぴったりなんです。

もちろんパネルシアターやペープサートなども十分に楽しめると思いますが、手袋シアターよりも画面との距離ができてしまうこと、演者の表情が見えないことがデメリットになることもあります。



大人が楽しそうにしている姿って、子どもにダイレクトに伝わりますもんね。対面できないからこそ、表情やストーリーがわかりやすいものを選ぶメリットはとても大きいと思います(#^^#)

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この時代だからこそ多くのメリットのある手袋シアター。

・お子さんとのコミュニケーションツールのひとつとして
・保育現場での引き出しのひとつとして
・子ども向けのオンラインイベントへの活用として

たくさんの方に魅力が伝わったらうれしいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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