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借金作った自分を習慣の力で変える31歳フリーター⑥

年間100冊読んで気づいたこと。
「人生は何歳からでも変えられる。」これが、僕が多くの本を読んで得た一番の気づきでした。人生の成功を収めている人は、生まれつき才能があったわけではないし、自分よりも厳しい環境で育ってきた人も多い。けれども、以前の僕は「大手企業の社長や著名人は特別な才能を持ち、恵まれた環境で育ったから成功したのだ」と思い込んでいました。しかし、実際には、成功している人たちは並外れた努力を重ね、その結果として今の地位を築いているのです。

それでも僕は、野球や勉強の成績が振るわないのを「生まれ持った才能や環境のせいだ」として、努力を避けてきました。努力をしない自分さえも、環境のせいにして生きていたのです。

そんな自分を変えたい。
人生は一度きり
。言い訳ばかりの人生を、ここで終わりにしたいと強く思いました。

そこから、僕は仕事への向き合い方や人生の考え方を180度変えました。「習慣が自分を変える」と本で読んだとき、さっそくその教えを取り入れることにしました。毎朝4時に起きて本を読み、仕事の準備を始めました。最初はなかなか習慣化できませんでしたが、少しずつ身につくとともに仕事も順調に進み始め、気づけば店舗で年間売り上げ1位を達成。さらに、副店長への昇格も果たすことができました。

本を読み、良い習慣を取り入れたことで、自分に自信がついてきました。部下に伝えるアドバイスも、ただ僕一人の意見ではなく、読んできた本の著者たちの言葉です。

そうして、個人の成績も店舗の成績もどんどん向上していきました。

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