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40代の僕が経験した、心の奥底にしまっていたお話です。

職場での出来事


職場に、尊敬する5つ年上の先輩がいました。
先輩とは10年以上の付き合いで、何をするにも常に一緒に行動し、互いに支え合ってきました。
周りからは兄弟のように思われるほど気心が知れ、言いたいことも言い合える関係でした。

私が仕事でミスをして他の人から責められると、すかさず間に入って守ってくれる親分肌の先輩。そんな頼れる存在でしたが、ある時期から様子が変わり始めました。それは、先輩が職場で重要なポストについた頃のことです。

責任感の強い先輩は、一つ一つの仕事に全力で取り組む人でした。慎重に何度も見直しをして進めるため、他人にも厳しく接する場面がありました。最初は仕事への真摯な姿勢だと納得していたのですが、次第にその矛先は同僚への愚痴や不満となり、人前でも平気で悪口を言うようになりました。

さらには、理不尽な言動で上司に食ってかかるようになり、職場では誰も先輩にものを言えなくなりました。そして翌年、6人いた部署が、私と先輩、新人の3人だけになる異常な状況が生まれました。

限界の先で見えた光


私の心は限界に達していました。夜も眠れず、毎日「どうやってこの世を去るか」を考える日々…。そんな中、「どうせ死ぬなら、好きなことをしてからにしよう」と思い立ち、貯金を使ってさまざまなものを買い漁りました。食洗機、衣類乾燥機、ルンバ、ヨーグルトメーカー、高額な記憶術と速読講座、猫背矯正、ヒゲ脱毛、パーソナルファッションコーディネート、オンラインカジノ講座、ナンパ商材などなど…怪しげな情報商材や高額な講座、さらには仮想通貨まで。しかし、その中で出会ったのが「オンラインメンタルコーチング」でした。

最初は半信半疑でしたが、このコーチングが私の物事の捉え方を大きく変えました。自己分析や性格診断を通じて、自分を正確に知ることの重要性を学びました。自分が「尽くすタイプ」であり、先輩が「社長タイプ」だったことが分かったとき、現状を冷静に捉え直せるようになったのです。

心を解放するジャーナリング


次に取り組んだのが「ジャーナリング」。簡単に言えば日記の事なんですが、ただ感情を書き出すのではなく、フォーマットに沿って自分の思考を言語化し、ネガティブな感情を解消する方法を学びました。また、タロットや易を取り入れて、未来に向けた計画を立てる新しい日記の形も実践しました。

こうした取り組みを通じて、私は少しずつ心の重荷を下ろし、職場での自分を取り戻していきました。そして、転勤となった先輩とは疎遠になりましたが、これまでの経験から多くのことを学ぶことができました。

今、思うこと


この経験を通して得た「心と思考のコントロール術」は、決して難しいものではありません。自分を知り、言語化することで行動が明確になります。職場の同僚に教えた際も「簡単で実践しやすい」と喜ばれました。

私の願いは、同じように苦しむ方々の力になりたいということです。この経験を通じて(貯金を使い果たして)得た手法を少しでも多くの人に届けたいと思っています。

もし共感していただけたら、「スキ」と「フォロー」をお願いします!皆さんの応援が私をさらに前向きにしてくれます!

⭐︎あとがき
この記事は、あまり重くなりすぎないように、かなり端折って書いています。
当時の音声やメールも一部残っています。
ほんとのことを書きたいけど過去のことに囚われ過ぎたくない。実際この経験で私は最強のメンタルコントロール法を学んだので。
カピバラでした。

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