ステークホルダーとの関係は長い目で見たWin Winが絶対
私は人脈があまり多くはありません。
決してネガティブなわけでありません。
長くWin-Winな関係を築くことができる人と仕事がしたいからです。
手前味噌ながら、弊社くらいのブランドでも色々な業種の多数の営業から手紙、電話、紹介で数多接触があります。
ひどいケースでは、会ったこともないのに親しいかのように電話をかけてきて、電話に出た弊社のスタッフを騙すケースもあります。
当然のことながらそのような営業と話すこともなければ、会うこともありません。
なぜ、上記の営業はこのような営業をするのか。
それは、弊社の利益を度外視し、自社あるいは自分の利益のみを追求しているからです。
そのような行動に走るよう促している会社も同様です。
誰がそんなとこと話をすすめるんだ!?と思うと思います。
その通りです。だからこそ、質ではなく量に走るわけです。未だに営業が厳しい仕事だというのは、営業成績のみで評価をする会社があるから。契約の有無の短期視点だけでなく、契約対象の満足度も見る中長期視点の評価が加わらない限り、行動変容は起こらないでしょう。
話は戻りますが、Win-Winとは何か。具体的に言いたいと思います。
従業員はどうでしょうか。
例えば、働き方改革を進めてホワイト企業になればWin-Winな関係を築けるでしょうか。
答えは一部正解です。
というのは従業員によって正解は異なるからです。
とにかくホワイトな会社が良いと切に願う人とはWin-Winと言えるでしょう。
一方で自己成長したい!のに消化不良だと思う人とはWin-Winな関係とは言えないでしょう。
従業員は1人1人正解が異なる上に1人1人異なる契約を結ぶことが困難なので入社前のマッチングが大切になるわけです。
一方、取引先はどうでしょうか。
例えば、自社のecの売上を伸ばす術を教えます!A社の売上を倍にしました。
御社にはこんな課題があってこうすべき!とコンサルを売りに営業をしてくる取引先がいるとします。
この取引先と契約すべきでしょうか。
答えはこれだけでは判断できません。
大切なことは売上を伸ばすこと以上に
よーじやの経営方針を理解して提案いただけるか、或いは我々の意見を尊重いただけるかです。
多くのコンサル型エリートは短期視点での提案、一般論としての提案が多いです。
その上、先々の影響には責任を持ってくれません。
時には非合理的な行動も大切です。自社の売上が上がり、取引先のマージンが上がるWin-Winもありますが長く続かない可能性が高いと思います。
例えば、サンガのスポンサーやらない方がいいですよ!なんて頭ごなしに言われたとしたら。もう絶対Win-Winにはなれません笑
目先の利益に走りすぎず、ゆとりを持って付き合えるからこそ、長い視点でWin-Winな関係を築くことができる。そのような関係を目指しています。
3年社長をやりましたが、焦って大量に名刺交換した方が良いと言う結論には今のところ至っていません。
焦りすぎず、Win-Winな関係を築ける人となるべくお付き合いしていこうと思います。