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仮想世界で「スナックのママ」になりたい🍷
ここは近未来の仮想世界。
多様な容姿の人たちが行き交う、にぎやかでキラキラな架空の街の中心・・・から離れた静かな場所。
そこからさらに路地裏に入ると、ポツンと看板に明かりがともされている一件の小さなスナックがある。
私は、そんなスナックのママになりたい。
カラン カラ~ン♪
今日一番のお客さんが私の店にやってきた。
「いらっしゃ~い。こんな時間から珍しいじゃない。もう仕事は終わったの?」
もし常連さんだったら、こんな風に声をかけたい。
「いつものでいい? あ、あとお腹は空いてる? 今日はこんなメニューがあるんだけど(メニューを見せながら)何か食べる?」
(じつはこの、”いつもの” というセリフにずっと憧れている。人生でまだ口にしたことのないセリフだが、いつか言ってみたいセリフとして、チャンスをずっと待っているのだ。)
種類は多くないけど、私が大好きなお酒と常連さんの好みに合う飲み物、それに日替わりで軽食やおつまみをいつも準備しているのだ。
(と言っても、仮想空間だから実際の飲み物や食べ物が出てくる訳じゃなくて、画像を提供したりするのかもしれない。でも、もしかしたら未来では仮想世界でも飲んだり食べたりを感じれるようになるのかも?)
お客さんに飲み物と食事(の画像?)を用意しながら、自分用のお酒(こちらはリアルに飲むためのもの)を準備する。
「どうしたの? なにかあった?」
準備が整ったところで、おもむろにお客さんに問いかける。
ここを訪れたってことは、きっと何か話したいことがあるんだと思う。
その人が抱えているもの、悩み、思っているいろんな話を聞いてみたい。
私の知らない考えや感情、その人がどんな人生を歩んできたのか、その人の言葉で聞いて、触れてみたい。
いいことも、悪いことも、どんなことでも思っていることをそのまま聞きてみたい。
なぜかは分からないけど、私はいつもそんな風に思っている。
自分に嘘をつかない人が好きだからかもしれない。
周りにどう思われようが、自分が正しいと思うことにひたむきに真っすぐに生きている人に心を動かされる。
自分もそうあたいと、思っているから。
私の店では「本当のあなた」が思っている話をしてほしい。
私は静かに、あなたの話に耳を傾ける。
お酒をのみながら。
ずっとそんな欲求を持っている。
でも、現実世界でリアルな「スナック」を営みたいとは思わない。
仮想空間だからこそ、私のやりたい「スナック」はその存在意義を見出せるはず。
仮想空間なら、私もお客さんも現実とは違う、自分の望む姿になることができる。
自分のなりたい姿に自分を変えることができるなんて、なんて素敵なんだろう。
どんな見た目のお客さんが来てくれるのか、それだけでも楽しみでしかたがない。
さらに仮想世界では、年齢も性別も、住んでる場所も一切関係なく、来たい時にお店に来ることができる。
お店には私という、ちょっと変わった「ママ」が居るだけ。
誰かと話したい。
話を聞いてほしい。
そんなお客さんがどこからか噂を聞いて、フラリとやってくる小さなスナック。
そんなお店を持つことが、私の夢だ。
きっと楽しいはず。
だって、ずっと「したい!」と思っていることだから。
その夢が叶ったその先には何がある?
それは、夢が叶った時に自然と見えてくるはずだ。
いつもそうだった。
「やりたいこと」ができたら、とにかくやってみる。
その先のことは「やりたいこと」をやった先に必ず現れる。
だからやる前に見えてなくたっていい。
今はまだ見えてない「夢のその先」に出会う為に、私は夢を実現させたい。
🍺🍷🍸🥃
お酒と私
昔から、お酒を飲みながら誰かと話すのが好きだ。
お酒を飲んだ最初の記憶は、まだ小学校に入る前だったと思う。
あれは・・・父が毎日飲んでいたビールがとてつもなくおいしそうに見えた時のことだ。
休日の晩ご飯前。
父がコップに冷たいビールを注ぐと、シュワシュワと白い泡が立ちのぼり、黄色い液体の中では無数の泡が踊っていた。
幼い私はキラキラと光って見えるコップに入った黄金色の液体から目が離せず、その不思議な飲み物を食い入るように見つめていた。
その時、父が何かを取りにビールから離れた。
本能的にコップに手を伸ばし、一口飲んだ。
おいし・・・くはなかったと思う。
でもその一口は、私にとって初めてのお酒の味として刻み込まれた。
父は私が勝手にビールを盗み飲みしたことに気付いていたが、何も言わなかった。
それからというもの、私は父がビールを飲んでいる姿を見つけては、さりげなく近づき、こっそり一口だけ飲むようになった。
そんな私が大人になって、お酒好きになることは至極当然のことだった。
ハタチになって何が嬉しかったかって、公の場でお酒が飲めるようになったことに他ならなかった。
特に美味しいものを食べながら、お酒を飲んで、気の合う人たちと過ごす時間はこの上なく幸せに感じた。
私の人生の中で、お酒は人生に彩を与えてくれる存在だ。
そして、お酒は人を素直にもしてくれる。
誰かと話をする時、そこにお酒があった方が話やすくもなる。
時にはお酒の力も借りて、誰かに素直に自分の気持ちを話すことはとてもいい事だと感じている。
でも、最近の私の周りにはお酒を飲まない人ばかりだ。
私自身、社会人になった独身時代をピークに、結婚、子育てとライフステージが変わるにつれ、どんどんお酒を飲む機会が減っている。
本当に寂しい。
だからまた、お酒を飲みながら、誰かと語り合ってみたい。
仮想世界なら、今の私のような認知症親の介護中だろうと、子育て中だろうと、自分の都合のいい時間にお店を開けることができるだろう。
そして仮想世界なら、世界中のどこかに居るお客さん達といつでも自由に繋がることができるのだ。
🍺🍷🍸🥃
今できること
仮想世界で「スナックのママ」になる夢を実現させるための前段階として、私は今noteを運営していると言っても過言ではない。
私が思い描いているような仮想世界とは、細田守監督の『サマーウォーズ』の<OZ(オズ)>や、『竜とそばかすの姫』の<U(ユー)>の様な世界だ。
きっと私が生きているうちに、仮想世界はやってくる。
その時には誰よりも早く、スナックをオープンさせるのだ。
そして、お店がオープンして真っ先に来てほしいお客さんは、ネット上で繋がった人たちだ。
所属しているコミュニティのメンバーや、noteで繋がった人たち。
今だってその人たちとはネット上でテキストでの交流はある。
でももっと、フランクに「話してみたい」という欲求が私にはある。
noteに書く記事というのは、どんなに赤裸々に書こうとしても「公開」できる内容に自然となっていく。
だから「公開」できないような「裏の私」や「本音」を語ってみたいし、そんな話を聞いてみたい。
未来のお客さんが私を「ママ」として「本音を話せる相手」であるかを見極めてもらうために、私は今noteで記事を書いている。
これまでに書いてきた記事の内容にウソは無いし、本音で語っている。
そしてこれからも、書き続ける。
私を知ってもらうために。
私と話してみたいと思ってくれた方は、近い将来「スナック」がオープンしたら是非、訪れてほしい。
できれば一緒にお酒を飲みながら。
飲めない方はソフトドリンクでも、もちろんOKです。
あなたの話を聞かせてほしい。
ああ・・・早く仮想世界で「スナックのママ」になりたい。
きっとこれこそが、私のライフワークとなるに違いないと思っている。
🍺🍷🍸🥃
👇よじままひかる💫プロフィール
👇よじままひかる💫人生まとめ
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