先日、国会内で、北朝鮮の拉致問題に関する集会があった。そのものずばり。「北朝鮮拉致問題の解決」という本の出版記念を兼ねた講演会で、和田春樹東大名誉教授を始め、この問題の再検証をしている人たちが、本に書いた内容を踏まえて、解決への提言を行った。
長い間この問題に関心を持っていた私としても、興味深い話が多かった。ただ、再び国民の関心を集めるためには、相当新しい展開がなければ難しいだろう。
その中で、横田めぐみさんが、日本と北朝鮮を結んでいた貨客船、万景峰号に乗って帰国を図っていたと発言する人がいた。
あまり聞いたことのないことだった。
調べて見ると、今年になって同じ拉致被害者の蓮池薫さんがフジテレビで証言していた。この記事はそのうち消えてしまうかもしれないので、簡単に引用しておきたい。
とすると、めぐみさんは万景峰号が日本に行くかもしれないことを知っていたのだ。
いまこの船のことを調べているので、少しずつ書きためておきたい。