人生は仕事と愛がすべてだ。フロイト
ずーっと気になっていた言葉がある。
アメリカ映画、マイ・インターンの冒頭の言葉だ。
ロバート・デ・ニーロ扮する主人公が、このことばを口にしながら太極拳をしている。
私は妻を亡くして時間ができた。そこで仕事をする決心をしたと自分を紹介していた。
私は40年以上勤務した会社をやめて、いまはフリーで文章を書いている。仕事よりも愛情というか、家庭第一にしている。
それでもフロイトは、愛情と同じくらい仕事も大切だって言っているんだな。人間の深層心理を研究した人がどうして、こういう言葉を残しているのか。
今のところ、詳しく分からないけれども、まあいいか。
確かに人生に仕事と愛は欠かせない。しかも両立が難しい。日本人を始め、東洋では仕事を評価する傾向があるけどね。
愛情ってのは多分、口で言うだけではだめだ。
その点「愛を伝える5つの方法」という本があり、具体的に5つの行動を取るように勧めている。
Words of Affirmation ー 肯定的な言葉
Quality Time ー 充実した時間
Receiving Gifts ー 贈り物
Acts of Service ー 尽くす行為
Physical Touch ー スキンシップ
1つ1つ大切なこと。
「言われるまでもなく、ぜんぶ当たり前のことだ」と思わないでほしい。
特に贈物ってのはうっかりしやすい。もう結婚して何十年にもなるのに贈物なんてと思うかもしれない。
このことで私はしょっちゅう夫婦喧嘩になる。贈り物をしてくれないというのだ。
仕方ないので、出かけた時、何か素敵なものを見た時、きれいに包んで妻に渡すと、それだけで彼女は満足するようだ。
映画の方は、デ・ニーロの豊富な人生経験が、会社で生かされていくというハッピーエンドで終わる。そう簡単なのかなあ。
自慢話ばかりの年配者と、だれが一緒に仕事をしたいだろうか?
主役を演じたデ・ニーロは、最近新たな子供を授かったという。
実生活では、なにげに仕事も愛も手に入れているのかもしれない。
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