受験者平均は30点 立教新座の図形移動
しばらく個人的にもいろいろあって、算数の問題を解く気になれなかった。
受験の早い埼玉では、来月にはWEB申請が始まる。受験校を絞りこまないといけないが、調べれば調べるほどよく分からなくなるというのが実状だ。
私立学校への進学ってのは結婚と同じだ。
すごいこと言うねと思われるかもしれないが、トップの成績で自由に選べるのなら違うだろうが、中位をさまよっているうちの子は、贅沢を言っている暇はない。
最大の幸福につながると思われる学校にエイやと飛び込んでみるしかない。容姿や、愛想の良さに騙されてはならない。
ということで最近第一志望にしているのが立教新座だ。埼玉の新座市にあり、敷地が広く、校風が自由な感じ。学校説明会で校長先生が
「生徒の夢実現の手助けをしたい」
とお話になっていたのが印象的だった。学校の理想ではなく、生徒の理想を重視してくれるのだ。いいじゃないの。
息子も、ここで勉強したいと言う。
ところが、入試の算数がなかなか難しい。受験者の平均は100点満点中、例年30点程度だ。
多分タコ(ゼロ点)の子も少なくないだろう。
先日2022年の算数を息子と一緒に解いてみた。結果は38点。家でやってこの点数だから、
試験本番では30取れるかどうか。
それにしても、こんなに難しくしなくてもいいのではないか。生徒の自由な夢を奪ってるって。
今回選んだのは、図形の並行移動だ。普通四角と二等辺三角形の組み合わせだが、
四角の代わりに台形になっている。
1問目はお情けの問題で、私も解けたが、2問目は分かりそうで分からなかった。
きちんと整理した図を書いて、手がかりとなる二等辺三角形を探すのがコツだった。これが小問だというから、手強い。
息子には大きな図を書いて教えたが、「大丈夫、算数得意な●●子に聞くから」と、仲のいい理数女子の名前を挙げて、上の空だった。
ノー天気なのは私に似たのだろうか(泣)。ちょっと早いかも知れないけどな。中学受験はまだいい。
結婚だけは慎重に進めてくれ!
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