北朝鮮ミサイル
自分の整理用にまとめています。
2022年 25回目
北朝鮮が10月9日、日本海にむかって2発の弾道ミサイルを発射したと韓国軍合同参謀本部が明らかにした。日本政府もこれを確認した。
午前1時47分と1時53分にそれぞれ1発。
2発とも飛行距離は350km、最高高度は100kmと推定され、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下。
北朝鮮が、年明けからさまざまな種類の弾道ミサイルを、相次いで発射している。米国を牽制するのが狙いとされるが、自国のミサイルの技術力をアピールして、ロシアなどにセールスするのが目的ではないかとの見方もある。一方で韓国も武器開発を急いでおり、ヨーロッパをターゲットを武器輸出、利益を上げている。朝鮮半島を舞台にした兵器開発競争は、止まりそうにない。
北朝鮮が10月4日に発射したミサイルは、最高高度1000メートル、4600キロ飛行し、太平洋上の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定されている。
日本政府は、どうやら発射の兆候も、ミサイルの軌道も把握できなかったようだ。さらに全国瞬時警報システム(Jアラート)の発令でも混乱が起き、関係ない地域にも発令され、混乱が起きた。
このミサイルは、中距離弾道ミサイル(IRBM)以上の射程を持つと見られており、5000キロの飛行も可能だという。
3月24日に発射したのはICBM=大陸間弾道ミサイル級とみられ、高度6200キロまで上昇し、1時間以上にわたって飛しょうしたとされている。「射程は1万5000キロを超え、アメリカ東海岸を含めた全土が含まれる可能性がある」(防衛省)と分析されている。
1月11日に金正恩総書記の立ち会いのもと発射したのは、極超音速ミサイルで、北朝鮮も、これを認めている。極超音速ミサイルは通常、弾道ミサイルよりも低い高度で、音速の5倍以上の速さ(時速約6200キロ)で飛行する。弾道ミサイルよりも検知することが難しい。北朝鮮のほか、アメリカや中国などごく一部の国が極超音速ミサイルを開発に取り組んでいる。
上の図は緑が巡航ミサイル、黄色が弾道ミサイルで、ほとんどが弾道ミサイルだと分かる。
1月に集中しており、夏には減っている。
ミサイルの種類
これは北朝鮮が2021年1月に開いた8回党大会で決定した「国防発展5カ年計画」に基づいたものだ。イル試射時に「国防科学発展及び兵器システム開発5カ年計画」だ。
この5ヵ年計画の「中核5大課業」とは、(1)超大型核弾頭の生産、(2)1万5000キロ射程圏内の任意の戦略的対象を正確に打撃、掃滅する核先制および報復打撃能力の高度化、(3)極超音速滑空飛行戦闘部の開発導入、(4)水中及び地上固体エンジン大陸間弾道ロケットの開発、(5)核潜水
艦と水中発射核戦略武器の保有
国連で、中ロは米国などの北朝鮮制裁に反対している。この状況を利用して可能なかぎりミサイル実験を続けている可能性もある。
北朝鮮は、油不足にもかかわらず、戦闘機をDMZ付近に飛ばし、韓国側も戦闘機を飛ばす事態になった。北朝鮮は相当焦っているのだろうか。韓国軍が定めた特別監視線を越えて12機が接近した。
一連のミサイル発射について北朝鮮のスポークスマンは以下のように語った。
核実験の簡単な歴史
韓国は世界9位の武器輸出国となっており、特に小型武器が人気なようだ。価格が安く性能が高いということらしい。
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