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金正恩総書記 最高人民会議での演説骨子

対南政策の転換を決めた歴史的演説なので、保存しておきます。申し訳ありませんが、途中から有料化してあります。


◎「共和国の富興発展と人民の福利増進のための当面課題について」金正恩同志が朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第10回会議で綱領的な施政演説を行った「労働新聞」1月16日付

朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である金正恩同志が1月15日、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第10回会議で綱領的な施政演説「共和国の富興発展と人民の福利増進のための当面の課題について」を行った。
親愛なる代議員のみなさん!
尊敬する最高人民会議常任委員長同志、そして議長同志!
オブザーバーのみなさん!
われわれの祖国、朝鮮民主主義人民共和国の成長・発展史に偉大な転換の年、偉大な変革の年として特記された2023年を誇り高く総括し、第8回党大会が示した5カ年計画完遂の実践的保証を確定すべき2024年の進軍を開始した重要な時点で、最高人民会議第14期第10回会議が行われています。
ともに体感しましたが、昨年はわが党と政府と人民が折り重なる困難な試練の中でも最大の奮発心と闘争力を発揮して、重大な成果と出来事を歴史に誇らしく記した忘れられない一年でした。

長々80年を間近にする共和国の歴史に、2023年のように、われわれの国力強化において全方位的な確実な前進が遂げられ、国権と国威が堂々と宣揚されたことはめったにありませんでした。

昨年、政治、経済、軍事、文化の全ての領域で達成した成果についてはすでに、党中央委員会第8期第9回総会で総括、評価されたので再び言及する必要はありませんが、明白なことは、国家の全構成員が党と政府の指導活動を積極的に支持し、支えてくれたので、数年間わたって刻苦奮闘した累積がついに立派な実を結んだということです。

(中略)

代議員のみなさん!
わが共和国は、平和愛好的な社会主義国家であり、侵略と干渉のない平穏で安定した環境の中で自主的発展の道へ進もうとするわれわれの志向は終始一貫しており、そのために捧げた代償も莫大です。

しかし、わが国家の安全環境は緩和するどころか、日増しに悪化一路を記したし、こんにちは世界で最も危うい戦争勃発危険地域となった。
米当局者らが時を構わず吐いているわれわれの「政権の終えん」に関する妄言とともに、共和国周辺地域にほぼ常時駐屯している膨大な核戦略資産、追随勢力を糾合して歴代最大規模に絶えず繰り広げる戦争演習、米国のそそのかしの下で強化される日本、大韓民国の軍事的結託などは、わが国家の安全を刻一刻、いっそう重大に害しています。

年代と年代を継いで持続的に強行されている米国の滞りのない反朝鮮対決政策とそれに無条件的に屈従する大韓民国のような奴僕国家の自滅的妄動は、わが共和国の敵愾心を促進させる一方、軍事力強化の正当な名分と圧倒的な核戦争抑止力をより非常に向上させるべき当為性を十分に提供しています。
今、米国とその手先らは、戦争熱に浮ついています。

われわれは、祖国と人民、子孫万代の安泰を目的にして自衛的国防力強化の道を変わりなく進まなければなりません。

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