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【GK論】J1デビュー戦で輝く!ジュビロ磐田GK三浦龍輝選手が「積み重ねてきたもの」。「カミンスキーのようなプレー」がチームを救う。


※前回記事は!⇒『【GK論】守備範囲を「10cm以上」伸ばす方法』(☜)


感動」しましたね。

昨日(2018年3月3日)行われた、J1第2節。名古屋グランパスVSジュビロ磐田の一戦。

個人的には戦前から「ランゲラックVSカミンスキー」の「ハイレベル外国人GK対決」を非常に楽しみにし、注目していましたが、カミンスキー不在の中で、代わりに出場した三浦龍輝選手が見せた「輝き」に、とても「感動」させられました。


ここまでの「道のり」は、決して平坦なものではなかった事でしょう。


何せ、昨日の名古屋戦が、三浦選手にとって25歳にして迎えた「J1デビュー戦」だったのですから。

ずっと「試合に出られない」間に、三浦選手が「どれだけのものを積み重ねてきた」のか…?「それ」が、この試合で見られる。他人事ながら、ドキドキしましたね。

以前、元FC東京GK榎本達也選手について書いた、大きな反響を呼んだ記事【なぜ、FC東京GK榎本達也選手は、突然、出番がきても結果を出せるのか?】(☜)でも述べましたが「試合に出られない間に、どれだけのものを積み重ねてきたか」が、人生の大きな「分かれ目」となるのです。


結果。

三浦選手は、正に「最高のプレー」をしました。

チームとしては0−1で惜しくも敗れてしまいましたが、三浦選手個人はGKとして「最高のプレー」をして、1つの重要な「結果」を出し、カミンスキー不在の中で、できる限りの「最大のアピール」に成功したと言えます。


これまでカミンスキー不在の時には、八田直樹選手や、志村滉選手が磐田のゴールを守ってきました。三浦選手はリーグ戦(J1)での出番はなかった。

※詳しくは!⇒【【GK論】ジュビロ磐田GK八田直樹選手が見せた確かなる「成長」と「進化」。しかし、それでも大きかったカミンスキーとの「差」。(+「1VS1」のベストな対応法)】(☜)


だから正直、試合前のスタメン表の中に「三浦龍輝」の名前があった時は、驚きましたね。

けど、試合を観て、「なぜ、三浦選手だったのか」納得しましたよ。三浦選手が見せたパフォーマンスに、その「答え」と、これ以上ない「説得力」が込められていました。

同時に、磐田というチームが監督、GKコーチ共に「その時、『最も良いGK』を試合で使う」「良ければ、年齢や実績に関係なく、どのGKにもチャンスがある」という理念で「公平な評価」のもと、GK陣がお互いに敬意をもち、良い関係を築いて切磋琢磨し競争しているのが、改めて伝わってきましたね。

以前、志村選手が磐田の他の3人のGKにインタビューしていく企画の動画を見て、磐田のGK陣が「お互いに敬意をもち、良い関係を築いて切磋琢磨し競争」しているのは感じていましたが、今回の三浦選手起用と、三浦選手の圧巻のパフォーマンスを見て、より一層、そう感じましたね。また志村選手が良いキャラで味があるんですよ(笑)


で、今日のブログのタイトルにもある「カミンスキーのようなプレー」です。

実は、三浦選手のプレーには、「カミンスキー」を彷彿とさせるものが、たくさんあったのです。


果たして、それは、「どのプレー」なのか?(1つではない。複数ある。1つ1つ解説していきます)

そして、その「事実」が意味するものとは…?


三浦選手が昨日の名古屋戦で見せた好セーブとスーパーセーブを振り返りながら、GK分析し、論じていきます。


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