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アドバイスには感謝して聞き流す
飲食店をしていると色々な方からアドバイスをいただきます。
こちらが頼んでアドバイスしてもらう時もあれば頼んでいなくてもアドバイスして下さる場合もあります。
それに対して「なるほど。良いな。」と思うものはすぐに実行します。
但しそうでないものも沢山あります。
また別々の人から正反対のアドバイスを受けることがあります。
例えば「メニューアイテム数をもっと絞った方が良い」とアドバイスされることもあれば「もう少しメニューを増やした方が良い」とアドバイスされることももあります。
また「ランチ営業はしない方が良い」と言う人もいれば「ランチの営業時間をもっと長くした方が良い」という人もいます。
値段についても「もっと安くした方が良い」という人もいれば、「もっと値上げすべき」という人もいます。
つまり、アドバイスはあくまでも自分が経営判断する上での参考情報に過ぎないということです。
それは圧倒的に相手が自分よりも情報不足だからです。
そして、経営に対する責任がある人とない人でもやはり考え方は異なります。
例えば今から約10年位前に今のお店の開業にあたって、その土地に長くいる経営者の方から「このエリアはどこもランチが安いから、値段はかなり安く設定しないとお客様はこないよ」と言われたことがあります。
確かに、市場調査すると、500円~700円くらいの価格帯が多かったような気がしますが、中には1000円以上の高いお店もありました。
つまり、アドバイスする側にも情報不足や思い込みがあるということです。
あくまでも自分自身で情報収集した上で確固たる信念を持って判断していく必要があります。
但し、アドバイスしてくれたことに対しては感謝の姿勢が必要です。
アドバイスするということはその人やお店に対して時間を使ってくれたということです。
どうでも良ければアドバイスする必要もないし、アドバイスする時間ももったいないはずです。
アドバイスに対してはきちんと感謝する。
その上でそれを鵜吞みにせずに聞き流すことも大切です。
あくまでも自分時自身でしっかりと判断軸を持って判断する。
そのような姿勢が大切なのではないでしょうか。