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似て非なるものって多い?働き方改革やワークライフバランスという表現から思うこと(2)

 「働き方改革」は「休み方改革」ということですよね?と前回書き込みつつ、途中で体力尽きて時間切れ。

 さて、前回に続きもうひとつ言葉遊び。

◆「ワークライフバランス」
 正確には「ワークインライフ」「ライフバランス」のほうが適切?と考えたこと。

ライフを秤にかけちゃアカンよ(unsplash)

 ワーク=仕事、ライフ=人生と訳すなら、仕事と人生は両天秤でバランスとるものじゃなさそう。

 大きな人生(ライフ)の中に、仕事(ワーク)もあれば、遊びも学びも恋も旅も睡眠も…何もかも入っているはず。
 いきなりワークがライフとだけバランスとるのは、人生がアンバランスになる原因ね。

 やはり何か言葉がおかしな感じ。
 穿った見方をするならば、「ワークライフバランス」とはもっと働かせるための策略と…。つまり、大きなライフとそのパーツでしかないワークをバランス取る為にはワークを大きくしなければ釣り合いとれませんからね。

 つまり「ワークライフバランス」は、もっと働かせて労働力不足を補うための口実、或いは年金原資確保のためとか…。過言、反省(汗)

全てとバランスね(unsplash)

 確かに、生きる上で必要な資金を稼ぐ「仕事」の存在は軽視できません。人生とのバランスをとりたくなる気持ちはあります。

◆静かな退職
 ただ、アメリカでザワザワしている「静かな退職」(quiet quitting)のように、身を粉にして働く文化を否定する働き方を、労働者の50%が実践しているような時代には、仕事と人生だけで対比することはやはりナンセンスに感じるのです。

 そんなことにならないよう、ライフの中にある様々なパーツを改めて並べてみて、全体でバランスをとっていきたいと思います。

◆何とバランスとる?
 どんな人にも社会で役割があり、私にも有難いことにあるみたい。

 役割とは
  ①自分で選ぶ役割
  ②他者から期待される役割
に大別できるとか。

 個を尊重する多様性の時代には、①自分で選ぶ役割が大切なのは当たり前ですが、同時に他者理解と利他精神を忘れないよう②他者から期待される役割も重要ですよね(そんなことを以前「引き算する生き方もいいなあ2」で触れたこと思い出しました!)。

 この役割に関して、キャリア教育学の大御所D・スーパー先生は他者から期待される役割を7つに整理され、複数の役割を同時に動かすことが大切と仰せでした。

 子供、親、市民、会社人、学生、余暇者、年金生活者。

 自分もこれらを同時に動かせるよう日々意識してみたいと思います。
 私のようなサラリーマンは一日の大半を仕事にとられていますから、「会社人」のウェートが高くならないよう心がけますかね。
 会社人だけでは人生の幅が狭まりますし、ワークとライフだけでバランスとるようなことになったらバランス崩れて大変。

バランス良く(unsplash)

 人生バランス良くして視野を広げ、人との新たな出会いに繋げていきたいと思います。

              yoitenki4110

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