ルール化すると人間味を失わないか、ちょっと心配。
◆予定通りにいかないのが世の常
指示倒れ。
自分と違う相手がいるから起こる予定外や予想外なこと。
ルール化も同じことが起きる。
ルール化は短期的には上手くいくが、そのうち陳腐化して崩れる。社会の変化に従って。
今、その変化のスピードが速い。
それについていく?
それは無理…。
人間が疲弊するだけ。
ルール化ではなく臨機応変にその場その場で対処するほうが良いことも多いと感じる。
◆人を見失わない。
そこに相手がいるということは、いろんな人がいて、いろんな意見があるもの。
ルール化は「いろんな」ということを「ひとつにする」もの。相手を見失うリスクが大きい。
まとめずバラバラにしておくほうが都合良い場面もかなりあると思うんだ。
特にあとあと考えると、整理しすぎるのは裏目になることも多い印象。
ルール化はまとめたりバラしたりを繰り返すだけで結果的に何も進化しない。
ルール化による確実性より、バラバラの不確実性。
バラバラな不便さを受け入れて、みんなで頭を使ってあーだこーだ考えたほうが健全かな。
◆指示命令や報告ではなく会話
頭を使うとコミュニケーションが必要になる。
コミュニケーションは会話で成り立つもの。
会話は指示命令や報告と違い、人の思いや考えで成り立つはず。
会社は指示命令や報告を「報連相」と称し、わかりやすく上手いこと利用している印象。
しかし、「報連相」のルールに基づき事実伝達するだけではうまくいかないのが日常であり、必要なのは会話。
会話は自分はどう考えるかを伝えないと続かない感じ。
◆会話することで人間味を失わない。
あなたはどうしたいのですか。
自分はそこを知りたいし伝えたい。
会話は人間だから出来ること。
会話を続けることで人間であり続けることができるもの。
ルール化ではそのうち人を見失う。
それでは殺伐とした世界を作ってしまう。
ルール化よりも人間味のある世界を望むのは皆同じだろう。
これからもみんなで話しをしていけると良いね。
yoitenki4110