「チャレンジは自分だけでなく、これから何かしようとしている人にとっても重要」ということを学んだ
こんにちは、西荻ぷれまのイシイです。
僕には尊敬する人、かっこいいなと思う人が何人かいますが、その中で最近知り合い、ファンになった堀さんという方がいます。
下の写真の右側が堀さんです。
ちなみにこの写真は今年ドイツで撮ったものなのですが、僕が堀さんを好きになった理由は、彼がドイツにいる経緯なんです。
堀さんは千葉県市川市出身で、中学時代に市の事業でドイツにホームステイをした経験があります。(当時の通訳が先代でした)
その後順調に高校、大学へと進学した後は某大手ホテルに就職しました。しかし、「もっと学びたい!」と思い、デザインマネジメントを専門に学べる学校を探したところ、なんと縁があるドイツに学校を見つけました。
本腰を入れて勉強したい!けどそのためには仕事を辞めなきゃ・・
ホテルでの仕事を続けるか、新しい環境に身を投じるかで悩んでいるときにいろんな人に相談したそうで、その時の相手の反応は2種類に分かれたそうです。
①「失敗したらどうするの?」「今までのキャリアとか、全部捨てちゃって大丈夫なの?」と、不確実な未来のリスクを並べて心配をする人たち
②「面白いね、たくさん学んできてね!」「いいね~、手伝えることある?」と、積極的にチャレンジを後押しする人たち
どちらが正解というわけではないですが、結果として堀さんは①の人たちの挙げるリスクはリスクではなく、今心配しても仕方ないと考えたこと、そして②の人たちの「何事もやってみなければわからない」という言葉に背中を押されてドイツへと渡り、結果として有意義な2年間の勉強をして、すでに次の就職先も見つかっているそうです。
そして堀さん曰く、「後者はみんな、自分自身が不確定な不安を恐れずにあらゆるチャレンジをしてスキルを身に着けていった経験が多い人だった」そうです。
その話を聞いて、「自分だったらどう答えるだろうか?」と考えました。
ぼくは「チャレンジに寛容な社会」が好きなので、「それをすることで死ぬほどのリスクはない、少なくとも今と大差ない」という状況だったら、迷わず②の人たちのように、堀さんのチャレンジを後押ししたいです。
その時に少しでも「イシイがこう言ってたし、やってみるか!」と思ってもらえるように、僕自身がチャレンジを積んで、その意義や楽しさを伝えられるようになっていきます。
すくなくとも堀さんは、今後同じような相談をされたら迷わず「チャレンジしなよ!」と、力強い体験談とともにその人の背中を押せるんだろうなぁ。
そんな堀さんと僕は時々連絡を取りながら、刺激をもらっています。
また飲みに行きたいなー。
追記
堀さんはこの記事を書いたときはドイツで生活するべく現地で就活中というお忙しい中、加筆修正をしてくださいました。その中で堀さん自身のマナビも教えてくださいました。
「僕の最大の学びとしては、『不安』って誰かや自分が勝手に作り出した妄想であって、本当は実在しないものなので、それを心配して恐れたところで何も現状は変わらず、何事もやってみないとわからない、だから積極的に動いてみたら結果は後でついてくる、ということを周りの友達、先生、本実体験から学びました。」
堀さん、ありがとうございました。