追伸、月子です。〜ワダツミさん 〜 No.2
しっくりくる総称を 探していた。
今朝の出来事を切り取り、文章という形にして生み出したい と思った。SNSを利用し 日々の移り変わりを綴っていこう と思った。
理由は わからない。ただ なんとなく そうしたい と思ったからだ。
飼い猫の糞を取ったり 洗濯を回したり、入れ代わり立ち代わりする子ども達との関わり合いなか アンテナを張り巡らせていた。
月……
月という言葉は必ずいれたい。
月子は夜に恋している。
シンボルでもある 月。
月がすきだ。
月はどんなときも あたたかく見守ってくれている。私が歩けば 一緒になって歩いてくれている。
気がつけば 家路をともにしている。
まるで おじいのようだ。
おじいの 笑った顔が浮かぶ。
月に出逢うたび、おじいに出逢えたような気になる。心がまあるく まあるくなるのを 感じる。
ふと、流れ星のような何かが 降ってきた。
【 ワダツミ 】
ん?ん? ワダツミ????
なんだろう。スマホを手に取り、すぐに意味を調べてみる。
【 海神 】
海の神さま????
どうしていま????
どういった関連で??
?????????????????
月子は混乱してしまった。
まったく繋がりがわからないのだ。
月とワダツミ??
月にワダツミ??
ワダツミの月??
何もしっくりこない……
そういうわけで、さておき。
月へのお手紙 とまではいかない、ちょっと ついでに聞いてよ〜くらいな気持ちの
‘’’ 追伸、月子です。‘’
の幕開けとなる。
宵のマリー☪