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結局、運動会のレンズ選びはどうすればいいのか?(反省編)

秋といえばスポーツの秋。
そう、運動会シーズンです。

このポストは、2024年秋に運動会撮影を終えた、1人の写真好きパパの備忘録です。タイトル通り、運動会でのレンズ選びに悩むパパ・ママの一助になれば幸いです。

※カメラ選び、レンズ選びに「絶対」はありません。ひとつの例として見てもらえると嬉しいです。
※機材については、センサーはフルサイズで、いざというときはAPS-Cクロップしちゃう前提で書いています。

◆望遠レンズはあんまり得意じゃない…。

筆者は普段、こどもや家族の撮影が中心です。焦点距離35〜50~70㎜付近の単焦点レンズを使う事が多く、必ずしも「望遠ガチ勢」ではありません。

こどもと一緒に行動しながら写真を撮ると、標準域のレンズになりがち。
(写真は焦点距離70㎜だが、普段のお散歩ではやや長い。)

望遠レンズのイメージといえば、
・大きくて重い
・価格が高い
・扱いが難しい
というものでした。

そしてなにより、「焦点距離」と「撮れる画」のイメージが紐づいていないので、望遠レンズに対して苦手意識がありました。

でも普段はあまり使わない望遠レンズがどうしても必要なイベントがあります。それが「学校行事」です。


◆こどもの行事での苦い思い出

今回の反省編では、過去の失敗を取り上げてみたいと思います。

①保育園の運動会

→当時はまだ望遠レンズを持っていなかったので、70-200㎜を機材レンタル。いざ運動会に行くと、会場はさほど広くない公園。距離は5〜15m前後。指定された保護者席に着き、これならイイぞとファインダーを覗いてみてびっくり。「あれ、70-200㎜だと意外と望遠側が足りない…?」こどもの全身写真は撮れたものの、顔のアップなどを撮るには焦点距離が足りませんでした。

目の前の数メートル先を走り抜けていくなら…大丈夫。 (焦点距離116㎜、距離約5m)
もうちょっと寄りたいけど、
距離約10m、焦点距離200mだとこれ以上は寄れない…。(焦点距離200㎜、距離約10m)

②小学校の入学式

→MNGな24-70の標準域ズームレンズを喜び勇んで持っていったら…、いざ体育館に案内されてびっくり。「と、遠い…!」こどもは体育館の前の方。自分は後ろの方。距離にして約20メートル。焦点距離70㎜では全く太刀打出来ませんでした。(完全に準備不足…)

必死で撮ったわが子の写真。
たしかクロップかけて焦点距離105㎜相当にしたけど、これ以上寄れず…
(焦点距離105㎜(70mm×1.5) 、距離約20m)


上記の経験から、小学校の運動会に向けて望遠レンズを購入することを決意したのでした。

◆なんとなくで望遠レンズを買う前に!確認できることがある。

入学式の挫折から、運動会までは半年…!
買うぞ…望遠レンズ!


望遠レンズを買うと決めたは良いものの、調べてみても、どのレンズが学校行事に最適かイマイチ分かりません。

ネットで調べると運動会のオススメレンズでは200㎜も普通に出てくるし、ハイスペックな望遠レンズは600㎜、800㎜なんて世界もあります。そして、なにより望遠レンズは高いのです。

うーむ。
どうやら自分は、望遠レンズときちんと向き合うことが必要らしい…。

そこで、なるべく具体的に根拠を持ってレンズ選びが出来るようにと、あれこれレンズ選びのアイデアを考え、そして買うに至るのでした。

続きはこの後(決断編)に書いていきます。

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