お金を正しく使う

『お金は儲けるより使うほうが難しい』

松下幸之助さんの言葉ですが、ビル・ゲイツさんも同様の言葉を言っています。そして優れた経営者は１円の重みを正確に理解していると思います。



Aさんは『ケチ』である。
これについては自他共認める『ケチ』で、仕事でも私生活も質素倹約に努めている。偉い人で高い報酬を手にしても、滅多に奢るようなことはない。

Aさんは仕事では、今まで捨てていたゴミを何とかしてお金に替えることに全力を注ぎました。ただ捨てるよりも利益を生むのであれば断行します。

そして日常生活では、物持ちがよく高級品を着飾るわけでもないが、とても品が良く見えます。
それが百円均一で売っている品でも、とても大事そうに使用するのです。

なぜか。

Aさんは『自分が必要だと感じるモノ』にしかお金を払わないからで、自分が使用する上で今最も費用対効果が得られる選択肢を選んでいるだけ。

つまり、モノの価値を正確に評価し、最大限利用する

見落としがちなところまで、つぶさに観察出来るんだと分かりました。
その言葉を一言で表すのであれば、

『投資』出来ているということ

極端に言うとすべての費用を『投資』に変えようとする執念の凄さに只々感心するばかりでした。


お金を使うわけですから、有益になって戻ってくるように使いたいのは当たり前です。
品定めが済んでいないモノには一切支払おうとはせず、価値を見出したものだけにお金を払う。

ただビジネスでは長い時間品定めすることを許してくれません。
だからAさんは適正な判断が下せる情報を手に入れるため自分から行動するという、非常にシンプルなことに尽力している。


当たり前を続けることがお金を正しく使うことに繋がり、
異常なまでの執念で取り組むことによって、Bestな答えを導き出し、
その熱量が費用を『投資』へと変える。


漫然と社会人生活を送っていた私からすれば、そんな場面を数多く見せてもらえたことは貴重な経験でした。


極限まで努力しなければお金を正しく使えない


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ここまで読んでいただいてありがとうございます。
読みづらいところも多々あると思いますが、よろしくお願いします。