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面白がる力

ダイバーシティ化を進めるにあたり、日本人と特有の性質と今後の課題点を考えていきたいと思います。

主体的に面白がる力の必要性

前向きに楽しく取り組むと言う意味では誰もが自然と行っていると思いますが、差が生じるところは主体性の有無のように感じます。

よく笑い、よく喋って面白そうに振る舞うことは良いことだと思いますが、当人が物事に興味をもって取り組まないと、本質を見誤ることに繋がり、時間のロスが生じる事って日常でもよく見かける光景かと思います。

わかりやすい例は、会議です。
打ち合わせの総称として使わえれますが、【THE 会議】と思えるものが面白がれていないものだと思います。

私自身が会議嫌いと言うこともありますが、Briefingのような業務連絡は十二分に必要性を感じてます。折衝や商談の場面も同様です。

目的がハッキリしているから

目的=やるべきこと=主体性という流れで、結果を残したいと考える人は必死に取り組みます。結果を残せるかどうかではなく残そうとする意志の大小で成長度合いが変わることは自明だと思います。

問題は【THE 会議】と感じる主体性のない打ち合わせです。ここでは、不特定多数の上下関係が入り混じったものを指します。

人数が多ければ多いほど予定調和で物事が進み、多数決での【無難】を獲得する手段としての機能を有するものです。

その問題点は上層と下層の両方にあります。

上層としては雑多な事案を持ち込まず、重要な案件のみを決断したいという考えから格式ばった形式を重んじることにより上下関係を明確化する手法として用いられるのは理解できるのですが、Briefingと混同して進める【THE 会議】には、その格式が霧散してしまう状況になりがちだということ。

下層としては新しいことや面白いと感じることをやらせてもらう許可をえるために進言する場という認識は間違いないのですが、上層の決断する時間を考慮に入れておかないと、モチベーションの低下や不自由さを感じてしまう原因となります。

よってこれまで以上に、各々が切り分けて考える能力が必要となります。

従業員=顧客

そして時代の流れが怒涛のように押し寄せます。

やりたいことを挑戦する場が、日常に溢れ出したことにより、下層側が安易に挑戦できる環境が整ってしまったことで上層側の格式が以前の効力を発揮できなくなる現象が生じます。

上層側では母体の維持による資金力の低下により、研究開発にお金を回せない状況がうまれ、下層側では今後副業をしないと行けない場面を視野に入れざるを得ない状況になる可能性を危惧しなければなりません。

よって上層側は従業員の満足してもらい面白がる環境を作り出せるかどうかが鍵となり、従業員側の行動を妨げず共存していける仕組みのつくることが重要ではないでしょうか。


最後に老子の名言で終わりたいと思います。


満ち足りた状態を保ち続けようとするのはやめておいた方がよい。



それでは良い1日を。


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ここまで読んで頂きありがとうございます。
読みづらいところも多々あると思います。
よろしくおねがいします。







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