マネジメントの本質
セルフ・タイム等の○○マネジメントと色々な言葉で説明されていることでもわかるように、マネジメントの本質は
管理することではなく、なんとかやりくりすること
今回は経営陣と執行側及び従業員側で考えていきたいと思います。
経営陣(発案者)【0→1】
上記サイトではリーダーシップとマネジメントの違いについて書かれており、その内容のまとめが下記の図になります。
そして図を実行するに当たり、方向を定める鉄の掟があると思います。
意思決定を行うリーダーのみで決める
人数が少くなればなるほど望ましい
そして決める内容は
挑戦する目標以外に『障害となる全てのやらないこと』を決めきる
ピーター・ドラッカーさんの指針の中で、「自分は何が得意で何が不得意かを明らかにし、得意なこと以外は何もやらない」ことの重要性を説明し、日本人で実践したのはホンダの本田宗一郎さんになります。
そしてスティーブ・ジョブズさんの名言で
何をしないかを決めることは、何をするのかを決めるのと同じくらい大事なことだ
と終始語っており、経営≠マネジメントであり、経営=リーダーシップであると多くの方が実践し結果を残しています。
執行側(管理者)【1→10】
意思決定を形にする担当者がいちばん重要なプロセスは
意思決定のミスか、マネジメントのミスかの区別
必ずやるコト、やらないコト以外に【どちらでもいいこと】が出現します。この【どちらでもいいこと】を放置すると、組織が大きくなるについて致命的な障害になる可能性があり、これはマネジメントのミスと判断できます。
【1→10】の形を定めるにあたり、【どちらでもいいこと】を徹底的に潰していきます。理由としては単純で再現性があるコトであり、意思決定に形にするにあたり、無価値な時間の浪費へと繋がるためです。
意思決定とマネジメントの暗黙のルールを形式化することによって、組織内での良し悪しの基準を作り上げることになるため、意思決定側もスタートアップ時点でやらないことを決め切らないと思うような成果は得られず、意思決定のミスと判断ができます。
従業員(責任者)【10→100】
執行側が作成したルールに則り、合理性を追求しより効率的に仕事をすることを求められます。
ルールが決まっていても、腑に落ちないルールと感じた場合は、経営陣(発案者)の意思決定について『なぜ?』を考え、本質を掴むことが出来れば、現場を正常に運営することに繋がります。
従業員が経営者目線でものを考えたらと嘆いていても、役割が違うのですから責任の放棄をしているように見られ大きな溝となることは容易に予想されます。
従業員が会社を運営しているのですから、実質的に経営しているのと変わらないのですが、そこに理念や仕組みがないとあっけなく霧散し崩壊することも言うまでもありません。
マネジメントは誰もがすること
立場の変化でマネジメントの必要性が変わるわけでなく、今よりも良くしたいという気持ちから考察し行動することはすべからくマネジメントであると考えます。
ですが正しくマネジメントされていても既存のルールの中で優秀なだけだという事実も認識しないといけません。
需要と供給で考えると、より必要とされるマネジメントを各々で行うことが重要ではないでしょうか。
最後にビル・ゲイツさんの名言で終わりたいと思います。
必要なのは強力なチームだ
それでは良い一日を。
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ここまで読んで頂いてありがとうございます
読みづらいところも多々あると思います。
よろしくおねがいします。
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