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退屈の先にあるもの

フランスの男性が仕事が暇になり退屈症候群というモラルハラスメントを受けたとして、約4500万円程の損害賠償を手にしたとニュースを見て、思ったことを書いていきたいと思います。

そのコメントが

4年間まともな仕事をさせてもらえず地獄のようでした。全てに対するエネルギーが消耗し、何もせずに給料をもらうことに罪悪と恥を感じるようになりました。社内で私は見えない存在になってしまったかのように感じました。

すごく奥が深い問題だなと感じました。
では日本ではどうかと考えていきたいと思います。

最も成功した社会主義国家日本

世界からは日本型社会主義と揶揄される考え方ですが、企業に対しては会社主義とも呼ばれ今も根強く蔓延していると思います。

日本国内では資本主義経済で成功した様に認識されますが、学生が社会に出るまでにお金について真剣に考えてきていないのが現状ではないでしょうか。私自身も社会に出るまで深く考えることもなかったと思います。

投資・消費・浪費と幼少期から基本を理解していないと資本について明確な答えが持てず、自由競争における市場経済についての理解が追いつけるわけがないと思います。

職業に貴賎なしは本当か?

まず初めに個人的な意見では
資本主義を理解しているのであれば、職業に貴賤はないと思います。

労働を自由競争の上で職業を選択し対価を得るのであれば良いのですが、ブルーカラーやホワイトカラーとの職業の違いを認識していないと不平不満が生じるのではないでしょうか。

スキルをもったエンジニアをブルーカラーとし、調整や渉外などの管理職をホワイトカラーとすると今の御時世は手に職をもったブルーカラーの方がサバイバル能力は上ではないでしょうか。

高い能力を必要としない現場で働く労働者は、ブルーホワイト問わずいますし、優劣など存在しないと思っています。

もし不満を感じるのであれば【選択の重要性】について考えきれてなかったということではないでしょうか。

年功序列は間違いか?

私の考えでは半分正解で半分反対です。

妄信的に年功序列を享受するのが間違いで、第一線で勝負してきた方々の考え方は金言であり、世の理でもあります。

自由競争を理解しているのであれば、誰を敬い師事するのかを選択するのも個人の判断だと思います。

個人が会社を選ぶ時代

AIの話から始まり、コロナ禍で浮き彫りになった個人のサバイバル能力がものを言うような時代が着々と近づいている様に思います。

組織の中でも、個人としてでも需要が高く価値のある能力を示していかないといけないのではないでしょうか。

そうなると企業も魅力的なプランを提示できないと有能な人材を確保することも出来なくなって動けなくなる可能性も生じます。

退屈症候群が起きるということは、需要と供給のミスマッチによるものであり、企業と従業員の選択の不一致による結果だと思います。

日本では追い出し部屋という企業が不必要になった従業員を退職に追い込むために用意する他部署や他職員との接触がない部署や重要性の乏しい単純作業に従事させるなどの社会問題を思い出しました。

失った時間は戻らない


放置し、対応し、用意し、対処した時間を考えると企業も従業員も得るものは少なかったのではないでしょうか。


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ここまで読んでいただいてありがとうございます。
読みづらいところも多々あると思います
よろしくおねがいします。






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