タダの価値

私は『損して得取れ』が座右の銘です。
お金にしない価値というものがあると思います。

タダより高いものはない

普遍的なモノでお金が掛からないようにすることは良いことだと思いますが、価値が判断しづらいものはお金を払うことによって価値を定義できるため、必要性を感じたら率先して払うように心掛けてます。

導入口は無料でもポイント制を敷いたり、販売している商品が定価で販売されていたりして、結果高くなるということを経験することってあると思います。

タダという言葉の奥には、手間や行動の制限といった枷がついて結果、選択の自由とトレードオフとなることが認識できます。

仕事でも日常生活でも上手だなと思える方は、タダが既に完成品と思えるものを提示できていることだと思っています。

そして思うことがあります。

『当人はタダを売っていない』

売られてないけど使用できる。
使ってみて利便性を感じる。
利便性を追求したら痒いところに手が届くものが有料になる。

どの商売でも当たり前の慣習として行われてます。

でも、そこにあるノウハウやシステムは一切売られません。
専売特許であるため売る気がないことは自明ですが、モノの価値と正しく向き合っているのだと思います。

そしてヒトも同じことが言えると思います。

魅力的なヒトは、当然といっていいほど価値をタダで配りますが、魅力的であるほど依存度が高くなるということは色々な場面で見受けられます。

お酒、タバコ、麻薬と危険視出来ているモノと同等の依存度が内包されていると思います。

ヒトの善意には善意で答えたいと思うこともヒトの特徴ではありますが、依存すると関係性は崩れます。

切り分けが大事

関係性を維持するには、自身も同等以上の価値を示す必要性が生まれます。
同意できるところは納得し、意見が違う場合は別の着眼点を持ち、行動し結果を出すことで、自分の意見が初めて持てるのだと思います。

ダイバーシティ化が遅れている日本でも、誰もが発信する時代になったことにより、今後必須になる性質ではないでしょうか。

取っ掛かりのタダについてしっかりと認識しないと行けない局面ではないかと思います。

良いものはいい

当たり前のことですが、良いと認識できているモノに対してはタダで始まって有料化を促されても惜しみなく必要に応じて買うべきだと思っています。

本質は『自分はどうしたいか』ということであり、悩む時間の短縮や期待値に対してお金を払うことにより、自分の手札を増やすことに繋がると思います。

ライザップのように入会金を高くして、ダイエットの意識を強めるという効果があるように、【元を取る】という気持ちが芽生えることで入会金以上の価値を見いだせればいいのだと思います。

一時的にお金・時間が減ったとしても、得られる経験はやっていない人に比べたら雲泥の差が生まれるのではないでしょうか。


最後にアリストテレスの名言で終わりたいと思います。

良質とは、高みを追求する意志、地道な努力、聡明な方向性と熟練した技術を積み上げた結果。多くの選択肢を賢く選び出すことを意味するものだ


それではよい1日を。


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ここまで読んでいただいてありがとうございます
読みづらいところも多々あると思います。
よろしくおねがいします

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