もう待つのは辞めようって簡単に切り捨てられたらいいのに
先日から書いている年上男性のお話。まさかのもう最終章かもしれない。
彼と出会ってなんだかんだで1ヶ月半は経っていたらしい。振り返ってみると、意外と短い。感覚的にはもう少し長い感じがするのに。
彼とは、上手くいけば2か月後に会うかもしれないことになっているのに、もう終わりが見えてしまっている。
まぁ、この終わりは、恋愛的に絶対的に見ないということ、ということにしておこう。彼との年齢差には少し引け目は感じていた。あまり実感ができずにいるのも今の気持ちだ。
多少、彼の口車に乗せられて惹かれていたのは確か。たぶん私が単純すぎて、少しでも好意を寄せられたらよほどのことがない限り、それに乗せられてしまうのだと思う。何でもないふりをしながらも意識してしまうのだと思う。結果、ちょろいんだと思う。
ここ1週間ほど、彼の仕事が忙しくなり、連絡が途絶えることが増えた。よくしていた通話もまったくなくなり、返信もなくなった。
待つのは苦手だ。不安が大きくなるから。
でも、少しでも変わろうと待つことを決めた。でも、無理だった。
1週間、人によっては、たった1週間。返信が来たのは2回。私は耐えれなかった。待つには待てた。でも、毎日悲しく、心が沈んでいった。
恋人ではない、恋人未満でもない。
人には人の生活があると頭では理解しているし、私がスキマ時間、手すきの時間をうまく活用できないから、連絡を取りたがるんだとわかっている。
それを改善できない自分にも嫌気がさす。
つい先日、仕事から帰って入浴中に、彼から連絡がきた。通話も連絡も辞めてから、彼から連絡がきた2回目の時だ。
「すぐ寝るかもしれないけど、今日できる?」
通話の誘いだとわかった。でも、私がその連絡を見たのは入浴後。連絡が来てから15分後くらいのことだ。
嬉しかった。やっと話せるんだと、待ってた甲斐があったと。
見た瞬間すぐに返信した。
でも、それから彼から返信が来ることはなかった。自分を憎んだ。
彼に八つ当たりの連絡もした。期待した分、落ち込みが激しかった。
「疲れているのもお酒飲んでるのもわかっているし、何も言わないけど、冷やかしだけはやめてほしかった」
もう限界だった。ずっと我慢していたものが溢れてしまった。
友達からはたぶん、冷やかしじゃなくて本当に話したかっただけじゃない?とか言われたが、その時の私はもう悲しかった、裏切られた気持ちがいっぱいで何も考えたくなかった。
今日確認したら、既読で終わっていた。ああ、もう終わりなのかなと思った。私だけが話したいんだな、もう何も思われてないんだなと悟った。
彼が、前に言っていた「お互いが話したいと思った時に話したらいい」という言葉が胸に刺さったまま抜けない。気持ちの一方通行なんだな。
送るか迷ったが、このまま待っていてもきっと返信は来ない。諦めようとも思った。でも、素直に離れられない私は弱虫で、優柔不断なんだと思う。
八つ当たりしたことを謝り、待つと言った。
そんなこと難しいと、自分のためにならないとわかっているのに。
きっと、2か月後の約束に引っ張られているんだと思う。最近、楽しみにしていた予定が次々にキャンセルになってしまうからそれのせいもあるだろう。
真っ黒の画面にLINEのポップが現れるたびに、気になってしまう。返信来たかなと期待してしまう。
もうやめたい。もっと自立したい。
これは依存なのかな。
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