待ち望んだあなた
さらさらと手触りのいい髪を
触れていたくなるほどに
白い首は月のように
瞳は海のように深く潤い煌めいている
私は溺れてしまいそうなのに
あなたのまつげはわずかに震えていた
写るあなたの影も抱きしめたいほど美しく
あざやかな華も色あせてしまうほどに
あなたは特別な存在
あなたを理解すること以上に私を楽しませるものはない
風があなたの香りをつれてくる
私の心は恥ずかしいほど熱くなり
あなたを見つめることを迷ってしまう
あなたを待ち望む日々を送っていたはずなのに
あふれてしまいそうなほどに
満ちてしまった私の瞳は見せられない
何も手につかない
私は弱いでしょう?
私はあなたを困らせてはいないかと
自分の心をおさえている
あなたに褒めていただきたいほど
とても難しいのですよ
私はいつまでおさえられるでしょうか