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大正町市場、高知の初秋の風物詩「メジカの新子」「はらんぼ串焼き」で一献

 高知市内でも土佐酒は買うことができますし、鰹は食べることができますし、ところてんだって売っております。しかし、特急乗って往復時間かけて土佐久礼を訪れてまで食べたい魚、ところてん、酒がここにはあるのです。

初秋のほんの1月程の間しか食べることができない「メジカの新子」

 宗田鰹の幼魚です。足が早いのでここでしか(市内でも出すお店はありますが)食べられず、またあがらない日もあるので土佐久礼にきたからといって必ず食べられるという代物でもありません。この日は運よくいただくことができました。田中鮮魚さんの1パック1000円をば。

無料休憩所「ぜよぴあ」

大正町市場の新子情報がわかりやすく表示されておりました。

炭火串焼きの「ポン吉」さんも大正町市場にきたら必食です

ハランボ(鰹のハラス部分)大好き。ハランボはもちろんなのですが、地物のイカもお勧めです。ぷりっぷりよ。

メジカの新子は旬の柑橘仏手柑を搾っていただきます

 仏手柑をかけずとも柑橘を思わせる清涼感溢れる香りがする、不思議な子。血っぽさがまるでなく、もちもちして、例えが変なのですがわらび餅を食べているかのようなのです。どんな魚の香りとも歯ごたえとも違うので、一度は食べてみていただきたい逸品です。

本当にもちもち

そこに純平をきゅーっ。くーっ!
焼き立てはらんぼもじんわりもっちり。イカはぷりぷりだし、酒が止まらない真昼間。

ぜよぴあおみくじで運試し
「めだか」でした
「粗食を心がけよ」

 相変わらずよく見ている神様であります。。。う、図星過ぎて胸が痛い。

 っと粗食の真逆を堪能した後、すたこら歩いて

高知屋さんへ。
昭和で時がとまったかのような店内
そこでいただくところてんは格別です

持ち帰りで5袋買いましたが、やはり現地で食べる美味しさは桁違いです。

甘くなく、出汁でいただく天草を感じるところてん

おろししょうがたっぷり。クーラーバッグにところてんを詰めた後、駅に戻りつつ、スーパー「マルナカ」さんへ。

メガ盛り1000円の誘惑。
買っちゃった。。。

この量、このクオリティですよ?地物ですし。こういうのがスーパーで買うことができてしまうのが、高知の酔いところであり恐ろしいところです。

土佐久礼の余韻にひたりつつ、呑みつつ高知へ戻り、そこから怒涛の4軒はしご酒へと続きます。

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