「英」さんにも春が来た!
3月になったら蛍烏賊がメニューに加わるので、3月になった過日にうかがった英さん。
暦の上でも、温度的にも、そして食的にも春になりましたね。びば、蛍烏賊!神が与えし、酒への供物。
個人の見解です。
ちなみに、供物と言えば「虚無への供物」。中井英夫先生が好きな作家トップ5の人なので大好きな作品なのですが、NHKでドラマ化されたのも好きすぎました。紅司さんの俳優さん好みだったわ~。
この日休日でした。スポンジのように、最初に頼んだ田酒が吸い込まれていきました。
英さんの特製づけだれを漬けられ、バーナーで炙られた蛍烏賊。ぷくっ、ぷち、ぷりっ。
はい優勝。
きゅーっ!
握りも好きですが、ぱくと食べて~くいっと呑んで~(ししまるの ちくわの歌の節で)っとできる細巻が好きであります。ただ、一般的な細巻ってシャリが多いのよね~。ま、英さんが特殊なんですけど。
ネタしかないとか、もっとシャリが少ないとかほかにもあると思い升が、シャリの美味しさ、海苔の美味しさ、ネタのよさと自分的最高峰の細巻が英さんであります。
自分が前日呑み過ぎていないかの指標。
英さんのいくらを食べて、手振れでイクラがこぼれないか←ダメ、絶対。
穴子をちゃんと口まで運べるか←ダメ、絶対。
そういう指標ではなく、ほんと出汁漬けのいくらが美味しいし、激セマのお店で煮ていらっしゃる穴子のふわとろ具合が本当に絶妙で大好きな2TOPであります。
あ~、宮城のお酒置いてくださったらな、とか京都のあの蔵のお酒置いてくださったらな~。