京都大宮の新たな酒処「酒と鮨 ことほぎ」さんで一献
どこで何時知り合ったのか忘れてしまったのですが(当然その時も素面ではなかったので)、浅野日本酒kyotoさんで働かれていらっしゃり、京都に越してきてから何度かお会いしている酒友さんがおります。その方がこの度、配偶者さんと一緒にお店をされる、しかもわたくしの大好きなお鮨ということで開店を楽しみにしておりました。明日、27日に開店なのですが、そのプレーオープンに先日うかがいました。
グーグル先生はまだ案内してくださいませんが、住所はこちらであります。
江戸前寿司の「築地寿司清」で長年寿司を握られてきた大将の鮨と肴、そして利き酒師、国際利き酒師の女将の選ぶ厳選日本酒を楽しむことができる酔いお店です。コースのみではなく、気軽に一貫からいただけるのが嬉しいわ~。もちろん、予算に応じておまかせもできるそうな。
本営業ではだいたい倍ぐらいのお値段になるというお話でした。
日本酒冷蔵庫に入っている冷酒の他、熱燗向けのお酒もあるので、その日の気温、また肴、ネタによってお酒を変える楽しみがあります。
大将も女将さんも雰囲気が柔らかく、一見の方、若い方でも緊張することなくお酒とお鮨を楽しむことができると思い升。現にお隣のカップルは20代(多分)でいらっしゃいました。
店名の「ことほぎ(小寿)」には「お寿司とお酒を楽しんで、日常に小さな寿(よろこ)びを感じていただけるような店にしたいという想いを込めています」とのこと。そんな寿の字が入った磐城壽をふるまい酒でいただきました。
わたし、仕込みに行ったことあるんですよ、とか言ったら日本酒マウントおばさんになるので、出かかった言葉をぐっと酒で呑み込みます。
シャリは一口で入って口の中でほどけ、すっと消える好みの大きさ。硬さもほどよかったです。
アジ科のお魚。上品な旨味、甘み、そして歯ごたえがあります。
京都に京都のお酒があるのは嬉しいです。
注 中の人ではありません。
ねっとりとした甘み。そこに神蔵の品ある甘みを合わせて。
とろけます。大好き!
純米吟醸土佐麗は通常の文佳人よりも可愛らしいあまずっぱさがあり、春を連想させる味わいです。
桜色の海老との相性も抜群ですし、
ほろりと崩れて、美味しいわ~。
全焼され、現在は北海道と福島とご夫婦が分かれてお酒を仕込んでいらっしゃいます。こちらは美智子さんバージョン。
上品な松前漬けといった感じ。甘すぎず、美味しいしもちろんお酒がすすみます。
いただいたの久しぶりです。透明感と力強さを併せ持ったお酒であります。
細巻好きとしては、本オープンでどのような細巻がラインナップされるか、また玉子はどのような味わいになるのかが楽しみです。
天寶一も好きなお酒で、寿司にあうきりっとした味わいですよね~。
濃いめで樽感が分かり、これまた肴が進む味わいでした。
自分でどれとどれを合わせようと選ぶもよし、大将&女将さんに任せるもよしの呑めるお鮨屋さんです。近々本オープンにもうかがい、他のネタも楽しませていただこうと思い升。