three個展『three is a magic number 20』
2023年8月末から9月にかけて、アーティストユニット three (スリー)の20回目の個展「three is a magic number 20」が代官山蔦屋書店にて開催されました。(2023年9月10日で展示は終了)
three (スリー)
2009年結成の3人組アーティストユニット。 2次元キャラクターのフィギュアを加工した造形作品や、魚型のプラ醤油差しを大量に用いたインスタレーション作品を、国内外のギャラリー、美術館、アートフェアなどで発表。 人の無自覚さとは裏腹に、複雑・重層化してしまった事物の構造を可視化した作品を制作。造形的、または量的な操作によって、身近だったはずのモノが突然変異を起こしたかのような未知の状態を作り出す。
https://www.three-studio.com/
Instagram:@333thr333
本展の主な展示は、ゲームボーイポケット実機とフィギュアを素材として組み合わせた作品「ディスプレイシリーズ」の新作を32点と、threeが制作したゲーム作品(実際にプレイできるゲームソフト)「three is a magic number 20」の33点によって構成されました。
ゲームソフト作品「three is a magic number 20」
ゲームソフト「three is a magic number 20」の内容動画です。
この作品では、プレイヤーがゲーム内の世界を歩き回りながら、そこに登場するキャラクターたちと話せるようになっています。
ゲームボーイに慣れ親しんだ世代には分かりやすい、メタな設定もふんだんに盛り込まれています。
threeのスタジオ訪問を疑似的に体験できるような作りになっており、threeのメンバー3人もゲーム内のスタジオに登場します。
実機を使ったタイプの作品をディスプレイシリーズと呼んでいます。実際にこれまで色々なタイプのディスプレイが使用されています。
今回はゲームボーイポケット実機を素材として統一。代官山蔦屋書店という、世界中から最新のカルチャーが集まる場所にフィットするセレクトでした。
レビュー記事
onlineartjournal.comさんが、展示についてのレビュー記事を書いてくれました。ちょうど私も会場に立っていて、なりすましスリーになって説明をしていた時にお会いできました。ありがとうございます。
threeの関連記事はこちらにまとめております。
最後に、どどどっと展示作品33点をご覧頂きたいと思います。
作品に関するお問い合わせは、ギャラリーHPからお問合せください。
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