ウィッチンケア第14号を手に取れる書店
《「売れる本屋」のコツ教えます 経産省が専門チーム設置へ》…こんな見出しのネット記事が毎日新聞に掲載されて物議を醸したのは、ウィッチンケア第14号の編集作業が大詰めだった、2014年3月5日。たしかに、近年は都内の公共交通機関に乗っても、本や雑誌を読んでいる人をめったに見かけません(ましてや満員電車で新聞を上手に折り曲げて読んでいる人なんて…)。ったくスティーヴ・ジョブズはえらいもんを発明してくれちゃったものだ、と、iPhoneの恩恵を充分に受けつつも、ある種の苦い感慨を抱いてしまう私は、こんな時代に「紙の雑誌」の発行人。
前号発行から1年が経ち、紙代、印刷費、発送に関わる流通費も軒並み高騰。書店様も出版側も、なかなか厳しい時代。それでも、今年も、ウィッチンケア第14号はフィジカルなメディア(だけ)として、世の中に流通し始めました(正式発売日は2024年4月1日)。
ウィッチンケアはISBNを取得しています。ですので、お声さえかかれば全国津々浦々の書店に馳せ参じる心持ちではあります。しかし一人出版者(not社)の発行物がユニバーサルに引っ張りだこなわけもなく、ご理解をいただいた書店様と少しずつでも繋がりを持ってサバイヴしていくのが身の丈に合っている、と発行人は現在考えています。
これまでも取次会社を経由して、世界のアマゾンを始め、全国展開する書店の主要な店舗にも置いていただいております。嬉しいことに、今号もまたお取り扱いいただける独立系の書店様が増えつつあります。
ネット上でコンテンツは確認できますが、やっぱり、ちょっと手に取って「こんな感じなんだね」とフィジカルにも興味を持ってほしいなと思い、現時点での取り扱い書店をまとめてみました(逐次更新予定)。発行人自身すべて把握しているわけではないので、記載できていない書店様がありましたらごめんなさい。ご連絡いただければすぐに追記致します。
※2024年4月8日時点で、おもに直接のやりとりがある書店様、そして取次会社からの「初回注文リスト」に記載された書店様を掲載しています。
それでは、北→東→西→南(でいいのか?)な感じで、おもにX(旧Twitter)で。
【北海道】
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店
【秋田県】
乃帆書房
【宮城県】
曲線
【茨城県】
ACADEMIA イーアスつくば店
【埼玉県】
つまずく本屋 ホォル
【東京都】
古書ビビビ
本屋B&B
双子のライオン堂
タコシェ
フラヌール書店
蟹ブックス
書肆 海と夕焼
本屋 title
BOOKSHOP TRAVELLER
SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS本店
BOOKSルーエ
今野書店
BREWBOOKS
葉々社
旅の本屋のまど
早春書店
本屋イトマイ
twililight(トワイライライト)
awesome today
機械書房
透明書店
YATO
古書防破堤
古書 音羽館
書店Eureka
少女まんが館
東京堂書店
青山ブックセンター本店
かもめブックス
サンブックス浜田山
代官山蔦屋書店
TSUTAYA 町田木曽店
紀伊國屋書店新宿本店
紀伊國屋書店小田急町田店
ブックファースト新宿店
ブックファーストアトレ大森店
ブックファースト自由が丘店
ブックファーストルミネ町田店
ジュンク堂書店池袋本店
ジュンク堂書店吉祥寺店
丸善丸の内本店
丸善多摩センター店
久美堂本店
久美堂玉川学園店
久美堂四丁目店
オリオン書房ノルテ店
オリオン書房 ルミネ立川店
くまざわ書店錦糸町店
くまざわ書店武蔵小金井北口店
啓文堂書店荻窪店
啓文堂書店渋谷店
啓文堂書店仙川店
啓文堂書店鶴川店
啓文堂書店府中本店
啓文堂書店三鷹店
芳林堂高田馬場店
慶応生協三田店
東京大学生協駒場店書籍部
東京大学生協本郷店書籍部
【神奈川県】
本屋象の旅
アカデミア港北店
ACADEMIAくまざわ書店橋本店
神奈川大学生協書籍部
【千葉県】
本屋lighthouse
【静岡県】
本と、珈琲と、ときどきバイク。
【長野県】
栞日
mountain bookcase
【京都府】
恵文社一乗寺店
開風社 待賢ブックセンター
hoka books
ホホホ座浄土寺店
シスターフッド書店kanin
丸善京都本店
【大阪府】
犬と街灯
toi books
MoMobooks
ジュンク堂書店大阪本店
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
【兵庫県】
1003 books
【奈良県】
とほん
【広島県】
ホリディ書店
【鳥取県】
汽水空港
【福岡県】
本のあるところ ajiro
MINOU BOOKSうきは店
MINOU BOOKS久留米店
ジュンク堂書店福岡店
【長崎県】
本屋ウニとスカッシュ
【熊本県】
古本と新刊 scene
【ネット書店】
みなさま、ぜひお近くの書店で実物の本を目にしてみてください!
【寄稿者/掲載作品】〜「もくじ」より〜
008 谷亜ヒロコ/フィジカルなき今
012 鶴見 済/植物実験をしていた頃
018 古賀及子/えり子さんの失踪
024 木村重樹/〝ほどほど〟のススメ/あるいは/続「本当は優しい鬼畜系」の話
030 オルタナ旧市街/長い長いお医者さんの話
034 我妻俊樹/ホラーナ
040 トミヤマユキコ/人体実験み
044 九龍ジョー/ウルフ・オブ・丸の内ストリート
052 内山結愛/散歩、あるいはラジオ
056 長谷川町蔵/チーズバーガー・イン・パラダイス
062 小川たまか/桐島聡のPERFECT DAYS
068 コメカ/工場
074 星野文月/友だちの尻尾
080 武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー
086 絶対に終電を逃さない女/二番目の口約束
092 武田 徹/立花隆の詩
098 3月クララ/ゼロ
104 加藤一陽/俺ライヴズマター、ちょっとしたパレーシア
108 木俣 冬/アナタノコエ
112 稲葉将樹/人工楽園としての音楽アルバム ~ドナルド・フェイゲンとケニー・ヴァンス~
118 武塙麻衣子/かまいたち
124 多田洋一/優しい巨人と美味しいパン屋のころ
134 宇野津暢子/休刊の理由~「港町かもめ通信」編集長インタビュー
140 中野 純/うるさいがうるさい
144 すずめ 園/まぼろし吟行
150 仲俣暁生/そっちはどうだい?
156 藤森陽子/富士の彼方に
162 武藤 充/街の行く末
166 朝井麻由美/裂けるチーズみたいに
170 宮崎智之/人生の「寂しさ」について
176 野村佑香/地中海の詩
182 柳瀬博一/湧水と緑地と生物多様性 ~「カワセミ都市トーキョー」の基盤~
188 吉田亮人/そこに立つ
192 美馬亜貴子/拈華微笑 ~Nengemisho~
198 久禮亮太/フラヌール書店一年目の日々
204 かとうちあき/A Bath of One’s Own
208 清水伸宏/業務用エレベーター
214 ふくだりょうこ/にんげん図鑑
220 荻原魚雷/妙正寺川
224 蜂本みさ/おれと大阪とバイツアート
230 東間 嶺/嗤いとジェノサイド
236 久保憲司/吾輩の名前はチャットGTPである
242 参加者のVOICE
247 バックナンバー紹介
編集/発行:多田洋一
写真:張 子璇(Zhang Zixuan/Kosen)
Art Direction/Design:太田明日香
取次:株式会社JRC(人文・社会科学書流通センター)
印刷/製本:株式会社シナノパブリッシングプレス
《2010年4月創刊の文芸創作誌「Witchenkare(ウィッチンケア)」は今号で第14号となります。発行人・多田洋一が「ぜひこの人に!」と寄稿依頼した、42名の書き下ろし作品が掲載されています。書き手にとって、小誌はつねに新しい創作のきっかけとなる「試し」の場。多彩な分野で活躍する人の「いま書いてみたいこと」を1冊の本に纏めました!》
【公式SNS】
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※ふてき 〜ノベライズ・ウィッチンケア第14号〜
(下記URLを読むと第14号の全体がざっくり見渡せます)
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