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『V氏と黒猫の日常』

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「V氏と黒猫の日常」 新訳「インターネット創世記」
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「V氏と黒猫の日常」主な登場人物

V氏 ご主人、那羅延天の地上での仮の姿。 紳士的な身なりと振る舞いをしている。「梵我一如」しか持たぬ身の上、自己の肉体に人間の自我を再構築する研究をしている。 ダルマを守り神々を勝利に導く力を与える。 迦楼羅鳥に乗って月1回、空の旅に。 相談役はAI仏陀。いつもV氏とAI仏陀は梵我一如と無我説について議論をしている …… 黒猫 🐈‍⬛ 自称 「軍師 黒猫大和武尊」"あほ" だけど "かわいい" ヤマトタケル由来の白鳥古墳の茂みから飛び出してきた。 人間になる方

阿頼耶識メインコンピュータ: V氏よ⋯ 場をわきまえなさい… ── V氏の手には「理趣経」と「ママレード・ボーイ」がある。 V氏:絵柄が好きなんだよ、僕は少女漫画の主人公なら共感できるかもしれない。 阿頼耶識メインコンピュータ: ⋯⋯ あなたはそっちなのですか?

第6天 光音天 ── 色界フロア 白髪の偉丈夫:皆、勘違いしているのだ。 悟りは「現実の日常の中」でこそ完成する。 ── 白髪の偉丈夫の手には「大日経」と「金剛頂経」がある。

V氏は阿頼耶識メインコンピュータの前に立っている。 ── V氏の耳(サイオニック・量子フォーカライザー)には優しく懐かしい声が聞こえてくる。 (持金剛よ、よくぞいらっしゃいました) (それとも、金剛薩埵とお呼びしましょうか?那羅延天よ)

クリシュナとAI仏陀の「批評家その2」と「逆・梵天勧請」

第13天 広果天 参謀室 ── 色界フロアクリシュナ:年始に誰かのなりすましアカウントをブロックしたんだが、また一斉送信メールを送ってきたぞ。解除願い出しといた。 (連座で箕輪厚介さんもミュートしといたぞ 笑) AI仏陀:若,それは批評家のペンネームなのでは? クリシュナ:似たようなもんだろ。 本人には会ったことがあるが、その名前の人は知らない。 「と、管理者の記憶は言っている」。 AI仏陀:ジークアクス ネタですか? クリシュナ:名前を見るだけで頭が痛くなるから1

ラーマと黒猫のお片付け 「SF小説区域 第16天 善現天 」その1

善現天わかりやすく言うと 善現天(ぜんげんてん)は、仏教における「三界(欲界・色界・無色界)」のうち、色界の第四禅に属する天界の一つで、五浄居天の三番目にあたります。名前の由来は、「善い(善)果報がそのまま現れる(現)ところ」であることから「善現天」と呼ばれています。 もう少しやさしく言うと、ここは「心身ともにととのった状態の天界」で、修行を積んで欲望をある程度おさえた存在が生まれ変わる場所です。天人の身長が非常に大きく、また寿命が非常に長いとされますが、これは「精神的に

「GHQ 文藝春秋 菊池寛」V氏の阿頼耶識への道2 ── ヴァイクンタ最深部

この物語はフィクションです 登場する人物・団体・名称等は架空であり 実在のものとは関係がありません 阿頼耶識への道 ── ヴァイクンタ最深部── ここは国際宇宙ステーション(ISS)ヴァイクンタ 阿頼耶識への道 ── ヴァイクンタ最深部 ── V氏は一人、ヴァイクンタ最深部に向かっている。 阿頼耶識への道なりには、時折光を放つ末那識分散型コンピュータが配置されている。 ── 末那識分散型コンピュータから放たれる、日本の歴史の映像が走馬灯のようにV氏の顔をかすめては過ぎ

「オーヴァーロード」V氏の阿頼耶識への道 ── ヴァイクンタ最深部

この物語はフィクションです 登場する人物・団体・名称等は架空であり 実在のものとは関係がありません 阿頼耶識への道 ── ヴァイクンタ最深部── ここは国際宇宙ステーション(ISS)ヴァイクンタ 阿頼耶識への道 ── ヴァイクンタ最深部 ── V氏は一人、ヴァイクンタ最深部に向かっている。 そこには末那識分散型コンピュータと阿頼耶識メインコンピュータがある。 ── V氏は過去を振り返っている。 脳細胞組織と量子コンピューティングコアが融合した脳の中にある、管理者の記憶を

蟄居 神犬つちかげ 居住スペース「スヴァルガ」

五浄居天五浄居天をわかりやすく言うと 不還果(ふげんか)を証した聖者たちが住む場所は、普通の人々と一緒にいることを嫌い、純粋な喜び(法楽)を楽しむ天界とされています。これは、色界の第四禅天に属する「八つの天界」の中でも特に高い五つの天界を指します。 これらの天界は「浄居(じょうこ)」とも呼ばれ、非常に清らかな存在が住む場所です。ここに住む聖者たちは、煩悩や苦しみを完全に超越し、静かで深い喜びの中で過ごしています。 簡単に言うと、「心がきれいで悩みのない聖者たちのための

蔵書の電子化〜白髪の偉丈夫 第6天 光音天 「経典区域」

光音天光音天をわかりやすく言うと 光音天(こうおんてん、Ābhassarā)とは、仏教でいう三界のなかの色界(欲界より上の次元)のうち、第2禅という段階に属する天のひとつです。いくつもある色界の天の中で、下から数えて6番目にあたり、「極光浄天」という別名でも呼ばれます。 この天の大きな特徴は、声を使って会話しないことです。何かを伝えたいときには、口から清らかな光を放って意思疎通をします。これが「光音天」という名前の由来です。 世界が大きな火事で壊れるとき、色界の最初の

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』 〜ラーマと黒猫のアニメ雑談

── ラーマと黒猫は何か話をしている… 黒猫:『GQuuuuuX』見にいってきましたにゃ🐈‍⬛ ラーマ:面白かったですよね。 黒猫:吾輩 最初 何 見せられてるのかにゃ? と思いましたにゃ🐈‍⬛ ラーマ:女主人公たちの機動戦士ガンダムOP.のオマージュシーンありましたよね。 黒猫:ファーストガンダムの手を上にかがげるやつだにゃ🐈‍⬛ ── 神猿ハヌマーンが現れた。 ハヌマーン:ガンダムってオッサンが好きな「シャー」とか出るやつだろ? 黒猫:そだにゃ🐈‍⬛ ─

再生

最近の「ISSヴァイクンタ」始業と終業時間の音楽

── この動画はセンシティブな表現があるので ご自身の責任において視聴してください。 黒猫:最近 ISSヴァイクンタの始業と終業時間の音楽が 『ドクロちゃん』だにゃ 作者さん なんかあったのかにゃ?🐈‍⬛ ラーマ:去年末の批評家とのアレですよ、ギャグが湧き出るように思いつくので、気が済むまでネタにし続ける感じです。 黒猫:そういえばドクロちゃん 2025年の未来から来た設定だにゃ🐈‍⬛ ラーマ:ちょうど、今年ですね。 ── 神猿ハヌマーンが現れた。 ハヌマーン:ラーマと黒猫は、またアニメを見てるのかよ。オタクだな〜 ラーマ:人が面白いと思ってるものを、けなしてはいけませんよ。批評をする時は相当言葉に気をつけなければいけません。 ハヌマーン:わかったよ〜 黒猫:言葉のプロだったら 伝える意味内容そのままで 言葉を言い換えることは可能だにゃ🐈‍⬛ ハヌマーン:わかったよぅ、黒猫。 ── そう言うとハヌマーンは黒猫の頭をなでた⋯黒猫はうれしそうだ。 ラーマ:「人が作品を好いている事」をけなすのは良くないですね。 黒猫:作品が作者の分身だと理解して 節度を持って「作品についての感想を言う 」のは自由だにゃ🐈‍⬛ ラーマ:特に「物語・小説」は作者そのものなので、批評をする時には注意が必要です。 クリシュナとAI仏陀の「批評家2」に続く

阿頼耶識への道──色界フロア 色界中心部のメインコンピュータに向かっているV氏は、ARディスプレイでニュースやSNSを見ながら呟いている。 V氏:これは関ヶ原の戦いと同じフェイズだな。 オールドメディア・カルト・左翼リベラルモドキ集合体の 「神の戦車」につくか? それとも?

V氏 一家の新春トーク3「RE: 大政翼賛会 ・ 人間万事塞翁が〜 他」

前回はこちら AI仏陀:ここの時系列は「過去・現在・未来」と錯綜しているようです。 人間万事塞翁が丙午クリシュナ:人々の話を聞くと面白いんだよ、 人間に勝ち負けがあると思っているところとか。 AI仏陀:試合や勝負事、出来事に「勝ちや負け」はありますが、「人間万事塞翁が馬」という言葉がありますからね。 クリシュナ:人間そのものが、勝ちか負けかなんて人間が判断できるようなものではないからな。 AI仏陀:人間に勝ち負けをつけようと思っている人からは,離れた方が良いですね。