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社名に込められた思い

三光製作(株)の「三光(Triple Lights)」とは?

そこには、当時の創業の思い、変わらぬ理念が込められています。

1953年、創業者である(故)山岸二郎が、1953年の創業の際に、「三光鍍金工業」と社名を決め、当社の歴史が始まりました。その後、三光製作と社名が変わりました。

三光(Triple Lights)とは、

1.太陽光 Sun Light
2.月光 Moon Light
3.星の光 Star Light

で、それぞれの意味は、当時「三光訓」としてまとめられています。
(創業者の没後、発見されました)

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三代目経営者として、あまり社名について深く考えたことはありませんでしたが、こんなに素晴らしい社名を付けてくれたことに今更ながら感謝です。

「名は体を表す」といいます。
会社の名前には、会社の理念、哲学が込められているのですね・・・。

それは、68年経った今でも、決して色あせていない、普遍的なものでした。

「太陽光 Sun Light」

「太陽光」は、人智を超越した巨大なエネルギーの根源であり、地球万物を管理する。その活動は、停止することなく無限に行動する。
行動の法則は、絶対であり、時に厳格であり、時に寛容であり、瞬時も停滞することはない。
我が社業の推進をこれに倣い、英知を結束して、断乎熄まない行動管理の光とする。


太陽光は、すべての地球上の生物の命の源泉です。
そして、人間の寿命、会社の寿命を遙かに超える何十億年と輝き続けます。
それも、休み事無く、ずっと輝き、燃え続けています。

これを「行動」に置き換えて、「英知を結集」、つまり
社員や関係する全ての人々の思いと能力と知識と知恵をあつめて、「行動」をもって燃え続け輝き続けよう!
・・・ということです。

三光製作は、たかだか68年の歴史ですが、その歴史の中で、多くの人が関わり、多くの人が協力し、多くの人のお陰で、今があります。
ベテランも、最近入社したばかりの新人も、立場や能力、特性は違えど、会社の活動は、すべての人々の一瞬一瞬の「行動」の積み重ねです。

当社は、「行動指針」にもあるように、「行動」重視の会社です。
「結果が良ければ、何でもいい」という会社ではありません。
良い結果を生み続ける為には、良いプロセス、つまり良い行動が必ず存在します!

そして必ず、「お天道様(お日様)は見ている」のです!!!

行動し続けましょう!
でも、間違えないように・・・決して、肉体的に酷使続けましょうということでは決してありません。より良い成果のために、改善を続けましょうということです。より良くなれる力が我々には宿っていることを信じ、行動を起こそうということです。

自分の行動に勇気と責任と自信をもちましょう!

そんなメンバーが集まって・・・

「なくてはならない会社」で、幸せになりましょう!

「月光 Moon Light」

「月光」は、客観の世界より無心に徹して不問不答の鏡光である。
 動中静を求めて、月鏡に自問自答し不断技術を練磨し、心姿を正す反省の光とする。


落ち着いて、鏡に向かい、常に、「これでいいのか?」と自問自答。
絶えず、技術を磨き、反省を通じて自分の心の姿勢を正す。
まさに、PDCAそのもの
です。

さて、皆さんは、「自分の姿が見えていますか?」と聞かれるとどう答えるでしょうか?

私だったら、まず、
「えっ!?自分の姿って、容姿形のこと?それとも、心や性格のこと?」
って思ってしまいます。

そうですよね。「自分」を定義するとしたら、まさに肉体という物体そのものがまずは思い浮かびます。

では、「容姿姿はどのように見ますか?」
自分の2つの目では、全身をくまなく見ることはできません。

あなたの背中を、直接見ることができますか?
あなたの頭のつむじを、直接見ることができますか?
あなたの鼻の穴の中を直接見ることができますか?

そうです、鏡やカメラなど、何かに映して見るしかありません。

では、ここで考えてみましょう。あなたの肉体は、細胞が集まって構成されています。その細胞の数は!?
そうです、ブルゾンちえみネタ(旧い)の「細胞レベルで恋してる!?」ってやつです。  注)35億は地球上の男性の数

・・・答えは、「37兆個」といわれています。

ご存じのとおり、すべての細胞は、常に死んで新しく細胞分裂して生まれ変わり、ヒトとして命をつないでいます。
では「37兆個の細胞は、何年でずべて生まれ変わるのでしょうか?」

諸説ありますが、おおよそ2年ですべての細胞が入れ替わるのではといわれています。

ここでまた質問です・・・
「では、2年前の自分と今の自分は、同じ自分ですか?」
肉体のすべての細胞が、2年まえの自分の細胞と違います。

つまり、自分の本質は「心」だということですね。
自分という心が、肉体を借りて、この世に存在しているということと理解しています。

では、「あなた自身である「心」はどのように見ますか?」
「鏡にうつりますか?」
「何を通してみますか?」

・・・・これは、相手、他人を通して、つまり写して見るということだと思います。

有名な「鏡の法則」のとおり、本当の自分は他人とのかかわりの中で初めて見えてくるのです。
「人は、一人では生きていけないのです。」

さあ、私たちのチームは、何を通じて自社を見ていけばいいですかね???

・・・答えは!?「 ・・・・・・・・ 」

「星の光 Star Light」

「星光」は、無限に点在する未来の光である。
希望を東の星光に求め、生命を南の星光に托す。
業務を中心として、生活の繁栄を満点の星群の中に夢見つ、理想追求の光とする


星は数も大きさも形も無限にあり、我々の希望や夢や目標は無限です。
未来は、可能性は、まさに無限に広がっています。

業務を中心として生活の繁栄とは、まさに仕事を通じて、幸せを掴もうということです。
そのためには、ただ黙々と作業をしているのではだめです。
理想を掲げ、目標を掲げ、あるべき姿、なりたい姿を掲げて、行動しようということです。

さて、「星」と聞いて皆さんは、どんなことを思い浮かべますか?

星を見るときって、必ず顔をあげて、空を見上げますよね。
自然と目線があがり、目を大きく開けて遠くに焦点を当てて必死にピントを合わせようとします。そして、暗い夜空の中にあるわずかな光でも、その光を一生懸命、目で追います。
目が慣れてくると、少しずつ今まで見えなかった周りの星も見えてきたりしませんか?
でも、周囲の邪魔な明るい照明街灯や、雲があると、せっかく見えるはずの星も見えません。

そして、星が流れたときには、思わず願い事をします。

さあ、どうでしょう?
皆さんが、目標、理想に向かうときの姿と比べてみてください!!

「なくてはならない会社」で、幸せになりましょう!

※ 2018 社長VOICEより

まとめ

会社の理念やビジョン、クレドなど、時代や社会が変わっても、普遍的に大切にする思いが重要であることは、多くの先輩経営者や先人から学んで来ました。どんな世の中になっていくかは解りませんが、これからも社名を大切に、社名に恥じない経営をしていきます。

余談ですが、静岡県の鳥は”三光鳥”。何だか、嬉しいです・・・

http://www.fujinokunibunkashigen.net/resouce/main.php?search=area&mode=detail&article=1510




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