株式会社を設立するWBSを作ってみた
こんにちは中山です。さて、今回のWBSを作ってみたシリーズは「株式会社を設立する」です。
こう見えても私、株式会社ライトイールドの代表取締役なんですよね。なので、自分が設立した時のことを思い返しながらWBSを作ってみました。いやはや、感慨深い。とは言え、今回も相変わらず面倒臭いです。前回のパスポートと同様、役所が絡むとどうしてこんなに手間なのか。。。WBSを通じて確認してみたいと思います。
目次
１．株式会社設立プロジェクトのWBSを作る
２．全ての作業を社長がやってみる
３．各タスクにかかる費用を計上する
※そもそもWBSってナニ？という方は↓こちらの記事も合わせてどうぞ。WBSについて説明しています。
１．株式会社設立プロジェクトのWBSを作る
さて、今回の会社設立にあたり参考にしたサイトはこちらです。
なお、私は定款や登記簿の作成にfreeeの会社設立サービスを使用しました。正直なところ、このサービスがなければ会社設立は諦めていたかもしれません。それくらい会社設立の作業は面倒で、素人には敷居が高い世界です。ご参考までにfreeeに関するリンクを追加しておきます。
続けて今回作成したWBSがこちら。
いやー、改めて見ても作業量が多いですね。freeeを使ってもこのボリュームですから、ホントに嫌になります。プロジェクトの工期は全体で１７日。ただし、これは取引口座の開設に時間が掛かっているだけですので、実際は７日で登記手続きが完了となります。先のブログにあった「１週間で会社が設立できる」のうたい文句もあながち嘘ではなさそうです。
２．全ての作業を社長がやってみる
続けて全ての作業を社長にさせてみました。発起人ですもんね。熱い志で開業まで進めます。
するとどうでしょう、１７日だった全体の工期が２１日まで延びました。登記手続きに掛かる工期も７日から１１日まで延びています。参考にしたブログもそうですが、「○日で作れる」というのは結局のところ最短納期ラインの話なんですよね。つまり、それを一人でやるか手分けしてやるか、までは問わないんです。
もちろん嘘では無いのですが、「○日で作れる」と言われると自分一人でできると思っちゃうもの。だからこの手の話をやると、予想以上に工数が掛かり、途中で面倒になってしまうんです。初めから「１人でやるなら１５日くらい掛かる」と言われていれば、気の持ちようも変わってくるかもしれません。
３．各タスクにかかる費用を計上する
世知辛いこの世の中。会社を設立しようとすると、関係する人たちがあの手この手でお金を搾り取ろうとしてきます。社長はただ世の中を良くしたいだけなんですけど、世の中は優しくないようです。。。
そこで、今回は作業に掛かるコストも一緒にWBSで管理してみることにしました。以下そのWBSです。
WBSによると、会社の資本金を１円とした時の総額は、何と269,001円にもなります。ここには交通費、コピー代などは含めていませんので実際はもう少し掛かってくるでしょう。いやはや、何とも世知辛い世の中だ。
以上、「株式会社を設立するWBSを作ってみた」でした。
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いかがでしたでしょうか。WBSは作り方次第でプロジェクトの見通しをかなり良くすることができるツールです。今回の記事が皆さんにとっての気付きになれば幸いです。気に入って頂けた方は「スキ」や「フォロー」のほどよろしくお願いします。また「WBSの作り方を教えて欲しい！」という人はこちらの記事も合わせてどうぞ。
ではまた▷L◁