新型コロナに見る日本の良いところ
おはようございます。
仕事柄、20年以上薬剤を通して医療を見てきた中で新型コロナで浮き彫りになった世界と日本の違い特に欧米との違いを中心に、私の思う日本の良いところを書きたいと思います。
1.国民の衛生意識が高い
言わずもがな、小さい頃からアライグマのように手を洗い、冬場はうがいもする。マスクもする。抗菌グッズ大好き。
2.小国で島国
陸続きの国がなく、空港と港など入り口は少ない。EUなんかではいつの間にか違う国にいる場合ありますしね。
3.身近な人以外と接触を好まない
キス、ハグはもちろん握手もほとんどしないですよね。
4.医療へのフリーアクセス
ここからは医療のこと。日本は数少ないいつでもどこの病院にでもいける国。だからこそ、受診基準の発熱4日が大問題になった。素晴らしい医療制度をもつ国だと思う。
5.医療、コスパ良すぎ
抜群にコスパが良い。アメリカと比較すると天と地のレベル。安い費用で高いレベルの医療を受けることができる。医療関係者の献身的な仕事ぶり、場合によりブラックなほどの仕事ぶりに支えられている。もっと診療報酬を増やしたり、患者の自己負担を増やしても良いと思う。
6.検査がたくさんできる、検査が好き
これはコスパが良いことと関連が強い。新型コロナ のPCRが4月東京で少なかったことは事実だが、どんな検査も比較的安い費用で受けることができる。例えばインフルエンザの抗原検査、これは良いことばかりではないが、陽性の後の治療薬である抗インフルエンザ薬タミフルは世界の6割以上が日本で使用されている。また画像診断であるCT、日本は突出してその設置数が多い。CTが大病院でなくても撮れるので、ウイルスの種類は分からなくとも、医師はウイルス性肺炎を早い段階で疑うことができるし肺炎の重症度がわかり早い段階で治療に入れる。
日本の良いところをあげて見ました。もっとたくさん良いところあると思いますし、巷で言われる悪いところもあると思いますが、総じて国民の衛生意識の高さと医療のレベルの高さがここまでのミラクルを起こしているのだろうと思います。
最後に一番伝えたかったことは、当たり前のように私達が受けている日本の医療は結構スペシャルなものだということです。
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