朝方ものすごい疲労感で目が覚める。 どうしようもなく泣き疲れていた。 夢の内容は覚えて無いけど17歳でこの世を去った友人が出てきていたのはおぼろげな感覚の中にある。 輩で同じ穴の狢なのに、いつも読書をしていて博学で何となくインテリで一匹狼的な感じの奴だった。 接点のない奴なのに気になる存在だったのかいつの間にかよくツルんでいた。 そのうち奴が他所とモメていて多勢に無勢でシメられて、定期的に金を巻き上げられていた事実を知った夏の日 なぜかそれを聞いて怒り狂ったオデが乗り込
今回は関西で全日本マスターが開催されたので関西まで遠征試合 試合前の期間、今回は仕事もちょうど捌けていた時期なのでかなり満足の行く練習が出来た 万全の状態で出場したけど優勝は出来ず 長年格闘技をやっていても はたして自分は強くなっているか分からなくなる時がある もちろん強くなってはいるはず いつまでも永遠のテーマなのかもしれない 怖いのは自分をブラッシュアップする事を諦めてしまう事 It's a pece of cake. ポジティブな意味の“楽勝よ”とネガティブな
子供の頃からレスリングや柔道など習っていた人なんかは柔術を始めて初心者といえどもすぐにアジャスト出来てしまう人が多い。 正直ちょっと羨ましい。 人は人、自分は自分。。 分かってはいるけどその環境正直ちょっと羨ましい。 子供の頃不遇な環境にいたオデには縁遠い話だが… オデの身近にも同い年でずっと同じような環境で育って小、中、高校と一緒だったコがいる。 家も近くて親同士は頭のおかしな宗教にハマり仲良しだったが、そのコとオデはまともに話した事はほとんどない。 お互い殻に籠ってい
BLUE GIANTてJAZZの映画で 主人公が初ステージを踏む時に 初めてのステージ一生忘れないでいよう てセリフが思い出させてくれた 自分の初試合の時にセコンドが 初試合てこの先何戦重ねようと一生忘れないよ て言われた事 その言葉聞いて悔いの残らないように思いきりいけたなぁと… あれから格闘技の様々な試合を百戦近くしてると思うけど記憶に残ってる この先初めての試合に出る人のセコンドに付く事があれば言ってあげよう… マットに立った瞬間緊張でチンポジが気になってくる事を…
今年の全日本マスターが終わってしまった 毎年この日の為に追い込んでいるが残念な事に今年は出場を見送った 非日常にシフトする瞬間がクセになりそれが無いと日々消沈していく 何の恨みも無い相手と日にちを決められて対決をする お互い追い込んで仕上げてきた相手に勝った時はちょっとだけ誇らしくなり自分が好きになる 体を絞るキッカケにもなるし一石二鳥 先日スパーした時にファイトショーツに引っかかったスパー相手の女性の手がペロっと捲られてケツが丸出しになった 恥ずかしくてハニカム自分が ち
オヤジの49日に後を追うように母が死んだ 先日の大雪の日に外で倒れていた所を発見され病院に運ばれたが既に手遅れで亡くなったらしい 母との事を人に話した記憶はあまりない 碌な思い出しかなく思い出すと口の中が苦くなる 子供を鞭でシバくという頭のおかしい宗教にハマり ガスホースを束ねてビニールテープで補強した強靭なムチでいつも力いっぱい叩かれていた 理由は様々 日常生活の些細な事で毎日のように叩かれてミミズ腫れを通り越して血が滲む程だった 子供ながらに叩かれるのは自分が悪いと
柔術ブームがまるで来ているかのように 柔術クラスに格闘技未経験で始める方の入会を最近目の当たりにしている 自分の知り合いでも柔術に興味を待ったり始めた人なんかもいる 昔隣の中学にいつも派手に髪を染めて片耳にデカい安全ピンをいくつも刺してるヤバい奴がいた そいつとはひょんな事から仲良くなり今でも付き合いがある あの頃と比べ今では見る影もない禿げデブオヤジになってしまっているが 今そいつが仕事の関係で住んでいる地域が有名な浜松の道場の近くだからか、柔術をやってみたいと言ってい
試合で勝った時も負けた時でも その場では感極まる事などはあまりなく 暫くして一人になってから嬉しくなったり悔しくなったりして感極まってくる事がある 友達がバイク事故で亡くなった時 お世話になった爺ちゃんが亡くなった時 その場での感情は無だった 親父が亡くなってもうすぐ1ヶ月 亡くなった時はあの頃と同じく感情は無のまま あの時も今回も… しばらく時が経ってなんでもない時に思い出して感情が溢れてきてコントロール出来なくなる 練習帰りに自転車漕いで帰路に向かっている時 仕事
オデが子供の頃に比べると現在はかなり情報の進化が目紛しく ハッタリをかましてもすぐバレてしまう 最近流行りの1分間の殴り合いのYouTubeなんか観てもニセモノはすぐ暴かれている 昔よくドコドコの先輩が複数人相手に半殺しにしたとか武器持ってる相手を素手でぶちのめしたとかそんな話を聞いてヤベーとか信じてたけど 当時は情報とかも乏しくそんな漫画みたいな話を簡単に信じていた… 最近のその喧嘩自慢の動画でその手のハッタリをかます輩はすぐにバレてしまっている 古武術を体得している達
原田宗典という作家の「しょうがない人」というエッセイがある 内容は疎遠の父と再会した話 ある日父が原付を無免許で運転していて捕まったと警察から連絡があり父親の身元引受人で警察に向かう いい歳して無免許で捕まるなんてどうしようもない父親と半端呆れていた しかしその父親の事を自分よりも年の若い警官が偉そうに罵倒している姿をみて何ともいえない複雑な感情が湧き上がり その若い警官に思わず「それでも俺の親父なんだよ!」と泣きながら怒鳴ってしまうという話だ 昔読んだそのエッセイの事を思
コミュニケーションツールとして自分の中の格闘技の役割は割と大きい 10代の時間を持て余してた頃 街中を徘徊したり バイクで遠出したりして廃墟や海を眺めてただひたすら時間を潰すという事が多かった 何をしてよいか分からずひたすら時間を潰すなんて 今となっては贅沢な悩み 格闘技をはじめてから色んな分野の知り合いと仲良くなり空いた時間を練習に充てたりし またそこで出会う他業種の人からまた違う刺激をもらったりして精神の安定にもかなりプラスになっている あれもやったりこれもやったり
ボロボロやん、劣化したな と言われた まぁ、そういう事を言い合う仲だから傷は付いてないのだけど… マジマジと鏡を見ながら自分を改めて見つめてみる… 右側半分の歯はほぼ折れていて人工の歯が入っている 耳はガッツリと潰れて餃子耳 目元も傷だらけ 右目は瞳孔が調整出来なくなり日中の太陽光が眩しい時は裸眼だとキツい 鼻は何度か折れて左鼻の穴の奥はほぼ息が出来ない状態 右腕はワイヤーがもう何年も入っていてボルトで止まっているウサインボルト 染めなければマダラに汚い白髪頭 歌は音痴
中学生だったあの日 初めてブルーハーツのリンダリンダを聴いて とてつもなくドキドキしていた 初めてボクシングのグローブを買った日 初めてバンテージを巻いて貰った日 初めて空手道着に袖を通した日 ドキドキしていた 初めて柔術をする人に 道着と帯の巻き方を教えてたら 「何かドキドキしますね」と 言われ顔が昂揚していた そう…忘れていたあの感覚 初めて柔術着を着た今日の日の事 きっと忘れないと思うよ ドキドキ童貞を奪ったのがオデでごめん…
練習に行ったらいつもと比べて人がかなり少なく たまたま自分以外ミドル級以上の人ばかりだった 体格差悲しいかな よっぽどの技術差がない限り 体格差というのは大きい あまりよく知らないデカい奴が結構な勢いで襲ってきた… 殺されるかと思った 練習とはいえ屈辱的なタップ こちらも何人かからバックテイクを取ったが 手が首に回らず強引に引っ剥がされたり フィジカルや体重で逆に制される こればかりはしょうがない よく映画や漫画で 体の小さな老人が屈強な若者を簡単にやっつけるシーンなん
柔術の試合に限らず 打撃の試合に出てた頃もあったが 非常に苦しい時にエンドレスで頭の中で曲が流れる 直近の試合では hideの「ROCKET DIVE」がエンドレスで頭の中でグルグルしていた hideのファンでもなんでもないしこの曲を良く知らないのに、、、 それ以来モチベーションを上げる時の最近のテーマ曲 よく学生の頃、クラスで全く興味ない子が夢に出てきてそれ以来気になってしまうアレと同じ 今日歌舞伎町で酔っ払ってエビをうってるホストがいた ニーオンで苦しめてやろうかと思
人に教えるようになってから分かる事 格闘技でも仕事でもあの頃は理解出来なかった事が 今になってフと思い出し あの頃言ってた先生や先輩の言葉がどういう事か理解出来る 人間現状に満足する事なく 常に挑戦していると見えてくる事がある 「ブラウンシュガーはやめとけ」 海外を旅してた時に たまたま知り合ったジャンキーから何度も言われたセリフ 未だに一ミクロンも分からない