向き合うことが苦手を克服する～脱消費豚への道～

〈向き合うことが苦手〉

消費豚から健全な消費者へと戻るためには、

絞ること

が必要だと結論付けましたが、何かを絞るためには、

向き合うこと

が重要になってきます。みなさんの中に、物事と向き合うことが苦手な人っていません？私は大大大の苦手です。嫌なものは蓋をするという感じで、見えないようにします。例えば、何かの締め切りがあったとして、その締め切り日を忘れるようにします（！？）。どういうことかというと、締め切り日は漠然とこの日だったかなという感じで、あいまいな状態でも

あえて確認しない

という意味不明な行動をたまにします。内心では大体覚えているので、直前になって確認して焦るという感じです。はい、かなりヤバい人かもしれませんね。

思えば、大事なことと向き合うのが昔から苦手でした。とある女の子から、恋愛相談をされた時、どうやら相手のことを気に入っていないというような内容で、私は特にアドバイスすることもなく「そーなんだ、大変だね」みたいな感じで、一応は「傾聴」していたのですが、

「よーたんみたいだったら良かったのに」

というセリフがあった時、「ん？それってまさか俺のこと好きなんじゃ」って思いますよね普通？私だけ？そういう大事な場面が来たときは、その答えやこれ以上の仄めかしに該当するセリフを、

あえて言わせない

ように話を持っていき、自分もこれ以上は深く話さない状態で話題を逸らしてお別れします。内心では、「あいつもしかして俺のこと好きだったんか？いやどうなんだろう？俺は今のところ特に好きという感情はないから、とにかくしばらく接触を避けよう」という感じで、相手の気持ちがあったかどうかはさておき、この話題とは

あえて向き合わない

相手からも向き合わせない、ということが結構多いです。そんな私の性質を読んでか、不意打ちに告白されてしまった子は、好きになってしまって付き合ってしまったこともあります。私は向き合うと負けてしまうのです。結果好きといっても、そこまで好きだったわけではないので、気持ちがないことに気づかれて振られるという有様です。なんか最低でごめん、以外の言葉がないです。

他にも、重い腰を上げて少し掃除をしてゴミがたまってきて、ごみ捨てが明日という日になって、翌日が休みになった日は

寝過ごして捨てない

という、かなりだらしない部分もあります。そもそも掃除や料理などの家事全般は別に嫌いではないのですが、取り掛かるまでが異様にめんどくさくて、何か言い訳つけて避け続けます。洗濯のように、やらなければ社会生活に支障を来す類のものだけはやるということが多いのです。

最近一番向き合っていないことは、年賀状です。最初は書こうと思って買ったのですが、めんどくさくなってそもそも書きたいことも特別送りたい相手もいないからということで特に書く必要ないかなという気になって、何通か届いても、

あえて読まない

で返送すらしません。最初は返送しようと考えていたのですが、そもそも年賀状っていらないよね？という感情が日々膨らんできており、結果誰のも読まず誰にも返送もしません。以前は返送だけはしていたのですが、去年からこの状態です。ええ、最低な人間だと思います。大切な人や、上司的な人からも来ていることでしょうが、読まずに無視しています。次にたくさんの人と合う機会の直前にチラ見だけして、送ってくれた人にお礼だけ言って逃げ切ろうと考えています。

私がいかに

向き合うことが苦手

かわかっていただけましたでしょうか？でも仕事などは基本的に期限内というかむしろ割と早い方なので、私という人間は、自助努力が必要なこととは、

とことん向き合うことが苦手

なのです。

〈トラウマと向き合えているか〉

続いては、更に重い話となります。すでにかなり深刻な状況といえるかもしれませんが、実際に社会生活で問題はないので、普通に生きています。しかし、些細なことですら向き合うことが苦手な私は、

トラウマと向き合うこと

がおそらく一切出来ておらず、少しずつしっかりと向き合っていく必要性を感じています。人によってはトラウマと言えるような内容ではないものもあるかと思いますが、自分の中で確実にトラウマ的にこびりついているものなんだろうと感じていて、今でもふと考えてしまうことが以下の通りです。書くべき内容でないものも、自分と向き合うためにここに書きます。

①大好きで付き合っていた人に理由が不明な振られ方をしたこと

②父親が自殺したこと

③人を好きになれなかったのに未成年を好きになってしまったこと

④新たに友人を作れないこと

ざっと上げると、以上のようなものが、自分がトラウマと感じていることです。出来事の場合もあれば、現状の場合もあり、とにかく自分で乗り越えたいと思っていても中々向き合えないことなのです。

①は、お付き合いしていた人に突然振られて、理由を聞いてもちゃんと言ってくれなかったことです。好きだから友達ではいたい、みたいなのもあってますますわからなくなって、結局徐々に距離を置いて関係を完全に断ちましたが、今でもどういうことだったのか謎であり、それ以来「好き」という感情を抱いたことは基本的にはないのです。好きになるのが怖いとかではなく、本当に

誰かを好きになる

ということが発生しなくて、逆に焦った時期もあって、今はもう悟りの境地に至ったが、やはり親に申し訳ないので結婚ぐらいはした方がいいと考えている今です。

②は、ここに詳しく書けるような内容ではないのですが、やはり心の奥底というか自分の魂の全体に覆いかぶさるように残っているもので、今でもその時の後悔を振り返ったり、

自殺の是非

を考えたり、

自殺を止める方法

を日々、真剣に考えています。自殺について長考することは、深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている、的な意味でハッキリ言ってかなり危険な行為なので、自分のメンタルがしっかりしており自分は折れないという自信がある時だけ限定ですが。去年は芸能界も含め自殺を耳にすることが非常に多くて、メンタルが安定していると自覚がある時は本当によく自殺について考えています。危ないから気を付けたいです。

③は、自分は人を好きになることがなくなってしまったなぁ、と残念に思って何年も誰とも付き合わずにいた時に、とある女の子があまりにも素敵で好きになってしまったようで、一時期はその子のことばかり考えていました。問題は、その子は未成年だったという話です。仲良くなったのですが、やはり良くないと思い自ら疎遠になりました。この恋はたぶん気のせいかな？という気もするのですが、こういった

幼稚な恋心

を抱いた自分が情けなくて、親の自殺とか色々ありすぎて頭と心が壊れてしまったのかな？と結構真剣に不安になりました。精神が大人になりきれていない自分に本当に腹が立ちます。本当は同い年くらいの人に恋をしたいのです。

④は、現在友人はいますが、どうしても新しい友人が増えません。いつごろからかわかりませんが、

距離のある関係

しか築けなくなって久しいのです。トラウマなのかもしれないという事例では、親しかった友人を傷つけてそのまま疎遠になったことがあったり、大学時代の友人の中でも彼ら彼女らが楽しんでいる時でもどうしても自分は楽しいと感じられなくて、そんな自分は誰にも本当の意味で心を開けないまま終わってしまったと感じていることがあるのかもしれません。距離がある方が楽なんですよね。その距離が、自分はほかの人よりも遠いような気がします。だから定期的に、メールなどの連絡を一切遮断する時期があります。とにかく一人だけの空間にいたいという気持ちでしょうか？自分でもよくわかりません。でもある程度は結構誰とでも仲良くなれますし、中学時代の友人とは本音で話せるから、なんとも不思議な、

本音のコミュ障

なのですね。大人の自分が言うのもおかしいですが、大学後半くらいからこの現象が起きているので、大人が苦手なのかもしれませんね。

結構軽い気持ちでトラウマ的なものと向き合ってみましたが、果たして私は向き合えたのでしょうか？今年は、

向き合うこと

から逃げずに、脱消費豚を本気で目指したいと思います！