人生はそれなりにお膳立てで出来ている
小学生の頃、数年に一度、友達が何らかの都合で転校することがあった。
こんな前書きは誰でも実体験として書けるぐらいのありふれた話だと思う。
でも、引っ越し先が隣町であったり、隣県ぐらいであれば、またいつか会えるかもしれない。
そう考えてしまうのだ。しかし、小学生という身分。そこまで単独で遠出することも出来ないし、そもそも地名を言われてもよくわからない。
もう一度会うにも、親の力が必要とあって、結局、今までそれっきり見ていない。そんな事もよくある。
もちろん、大人になってもそれは