中国ビジネス【AI活用教育、美容医療、オンラインアート教育】2分30秒で読める!
仮想空間上で生徒一人ひとりに最適化された学校教育が提供される風景が未来では当たり前になっているかもしれません。そんなとき”オフライン上”の教師は不要になってしまうかもしれませんね。
上記のような主張に対して、真っ向から否定する人物がいます。オンライン英語学習プラットフォームを提供する「朗播網」の創業者である杜昶旭氏です。
以下主張です。
AIが教師に取って代わるという主張は間違っていると、杜昶旭氏は指摘する。技術というのは産業構造における特定の一部分を変革するものであり、従来は手作業で行っていた一部の仕事を肩代わりしてコストを大きく圧縮するものだという。
下記は、AIがどのように教育に関係してくるのかについて。
杜氏がまず挙げるのは、教師としての価値を発揮する専門的な分野だ。全て手作業で行うとコストが跳ね上がるため、AI技術を活用して経費を抑えることができるという。
例えば、ある生徒にTOEFL対策の指導を行う場合、最も重要なのは授業そのものではない。授業の前に生徒と話し合い、これからの1カ月間にどのような課題を行うべきかという学習計画を立てることがより重要だと、杜氏は考える。
教師として最も価値を発揮する仕事は学習計画の立案や構想である。このため、AI技術を活用したシステムを構築し、教師たちがそれぞれの生徒に合った指導を行えるようにサポートすることによってコスト削減を実現できるとのことだ。
近年、日本では教師の長時間労働が注目されていますが、解決の手段のひとつになりそうですね(人々(特に親御さん)がAIによって最適化された教育を信用するのか等の導入に際しての障壁はありますが……)。
そういえば、上記のような一般的に受け入れられる、られないの壁に関して根拠は無いに等しいですが、近年日本において整形がカジュアルに行われはじめたことから、日本では徐々に受け入れられているのかなと感じます(繰り返しですが主観で根拠はありません。整形に関するWebサービスの出現や韓国カルチャーの浸透、情報取得の簡易化、SNSの弊害、多様性を認め合うなどから推測するにです。本当は調べないと言っちゃいけませんね)。
余談ですが整形する理由について、中国では目的ではなく手段として行われています(見返してやりたいといった復讐、就職活動を有利?に進めるため等)。また自分の希望を叶えてくれそうな医師を「美大夫」という美容医療の評価サイトから探し出します。
「美大夫」は医師の評価を星の数で表してランキングするシステムを導入した。現在の美容医療業界に最も欠けているのは「信用」と「インセンティブ」だと確信した楊CEOは、その両方を満たすプラットフォームを作り上げたのだ。利用者はこの評価を参考にして事前に目当ての医師にオンラインでコンタクトをとることができる。美容医療の場合、病気の治療と異なり、医師の良し悪しは「美しく仕上げる腕」で決まる。美しいかどうかは一目瞭然であるため、評価が付けやすい。また、術前カウンセリングや術後の再診に至るまでのコミュニケーションの質も顧客の満足度や信頼感に大きく影響するが、実体験に基づく口コミは信ぴょう性が高く、利用者にとっては貴重な情報だ。一方、医師も自らのブランド力が高まれば収入増につながるという利点がある。顧客による評価はモチベーションの向上にもつながる。
利用者側は実名評価制でしょうか。口コミの信用担保が気になりますね。また「美大夫」に登録した医師には独立するためのリソースが用意されています(驚き)。
おまけ:子供向けオンラインアート教育
子供向けオンラインアート教育ブランド「画啦啦」を運営する「広州六一信息科技有限公司(Guangzhou Liuyi Information Techology Co.,Ltd.)」が、シリーズBで数千万ドル(数十億円)を調達した。
日本でも受けそう。特に物的制約の厳しい地方。社会人向けアート教養教室なども受けそうですね。
感想
上記について、過去にタイムスリップして人々に話しても嘘つき呼ばわりされるでしょう。人々がいかにして新しいモノ・コトを受け入れるのか(受け入れたことすら気付いていないかも)、その過程、現象について考察していきたい。
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