ALEの岡島礼奈さんを形作った「5つのピース」【よなよなビアファンド】
2021年4月に始まった、笑顔を生み出す多様性人材”よなよな人(びと)”へのビール投資プログラム「よなよなビアファンド」。「出る杭に心打たれる」をキャッチコピーに、様々な分野で活躍する人をよなよなエールで支援する取り組みです。
今回は、よなよな人第一号の株式会社ALEの岡島礼奈さんに、ご自身に影響を与えた「5つのモノやコト」について教えてもらいました。
①書籍『ホーキング、宇宙を語る』
中学生のころに『ホーキング、宇宙を語る』を読んで、宇宙に興味を持ちました。小さいころから自然や生き物が大好きでしたが、この本と出会ってから理論の美しさに惹かれて、自然科学から物理学、天文学へと興味が広がっていきましたね。当時は星座より、特にビッグバンやブラックホール等に興味がありました(岡島さん)
②大学教授などの資金集めの苦労
学生時代に、日本の基礎科学の研究が主に公的資金で賄われていることや、その結果、研究者の皆様が予算獲得のために膨大な苦労をされていることを知りました。
そういった経験があったので「公的資金に頼らずに基礎科学を発展させられる仕組み」を作れば、今まで以上に基礎科学が発展するのではないかと考えたんです。その解の一つとしてALEを設立し、事業を行っています(岡島さん)
③映画『コンタクト』
主人公のジョディ・フォスターは天文学者。
ストーリーとしては「未知との遭遇」がメインですが、主人公が、国や公的機関からではなく、自分自身で資金を集めて研究をするという設定にリアリティを感じます(岡島さん)
④チームビルディングの失敗
2017年くらいに、会社でチームビルディングがうまく行かない時期がありました。
会社全体で目指している方向性を上手く示すことが出来ず、チームがバラバラの方向を向いてしまったんです。
それがきっかけで、会社のビジョンを明確に示すことが重要であると考え、2018年にミッション・ビジョン・バリューを制定しました。日々試行錯誤を繰り返していますが、今のところはうまくやれているかな、と思っています(岡島さん)
⑤自然豊かな田舎で育った思い出
小学生の頃、地元鳥取の海で
私が育った鳥取県は、「星取県」と名乗るほど星がきれいな場所。毎日美しい夜空を眺めていたことが、宇宙へ興味を持つようになったきっかけかもしれませんね。
海や山などにもよく行きましたし、小さいころから自然や生き物が大好きでした。自然の摂理に興味を持って行ったのは、育った環境も大きいのかなと思っています(岡島さん)
.
.
.
.
.
子どもの頃から自然科学や宇宙に惹かれ、現在では「人工流れ星」事業を行う岡島さん。
そんな岡島さんの「偏愛のつくりかた」についても、インタビューで伺っています。よかったらこちらの記事もぜひご覧ください。
「よなよなビアファンド」では、これからも新しい”よなよな人”の発掘や、”よなよな人”への支援を行っていきます。これからの「よなよなビアファンド」も、お楽しみに!
(おわり)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?