フェブラリーS勝ち馬消去法データ

今週はフェブラリーS。
JRAでは数少ないダートのG1ですので、ダート競馬好きの自分としては、JRAで一番力を入れているレースでもあります。
一時期はデータ予想で3連単も当てて、相性のいいレースでした(2013年グレープブランデーの111,130円等)。
近年2着、3着には以前の消去法で消える馬もやってくるようになりましたが、勝ち馬に関しては消去法で残る馬ばかり。
ということで、消去法を使って勝馬を探してみましょう。

《フェブラリーステークスがG1になってから勝ったことがない馬データ》
①マイル以上で勝ち星がない馬
府中のマイルでしかもG1ということから、単純なスピードだけでは勝てないということでしょう。
マイル以上で勝ち星のない馬は2017年カフジテイクの3着しか馬券圏内に来たことがありません。
そのカフジテイクも、フェブラリーSと同じコースである武蔵野Sで3着がありました。
少なくとも重賞で3着以内の実績がないと難しいと思われます。
<該当馬>
・レッドルゼル
・テイエムサウスダン

②ダート未勝利馬
ダートのG1レースということで、ダート未勝利馬はG1になってから勝ったことがありません。
馬券圏内に来たのも2001年トゥザヴィクトリー3着と2021年エアスピネル2着のみ。
トゥザヴィクトリーは初のダートでしたし、エアスピネルはダートで連対経験があるうえに、フェブラリーSと同じコースである武蔵野Sで3着がありました。
少なくともダートを使って連対経験がない馬は難しいと思われます。
<該当馬>
・ダイワキャグニー
・ソダシ
・エアスピネル(2着には来るかもしれないけど)

③前走が国内G1級以外のレースで掲示板外の馬
やはり数少ないダートのG1ということで、G2以下のレースで掲示板にも乗ることが出来なかった馬は厳しいのでしょう。
例外は2014年コパノリッキー1着。その後を考えると勝って当たり前くらいとも思えますが、当時は最低人気。覚醒を見抜くのは難しいですし、最低人気だったら買えなくてもしょうがない、というしかありません。
というわけで、少なくとも将来性がある馬でない限り非国内G1レース以外からの巻き返しは難しいと考えた方がいいでしょう。
<該当馬>
・タイムフライヤー
・ソリストサンダー

④牝馬
牝馬限定のエンプレス杯(キヨフジ記念)が近くにあることでそもそも使う馬が少ないですけど、G1になってからは牝馬の勝馬はいません。
トゥザヴィクトリーの3着がありますが、パワーも必要なダート王決定戦と考えると、基本的に牝馬は難しいと考えるべきでしょう。
<該当馬>
・テオレーマ
・ソダシ

⑤7歳以上
G1以前のフェブラリーH時代を含めましても、7歳以上の馬は勝ったことがありません。
ダートは比較的高齢馬が強いと言われていますが、ことフェブラリーSの勝ち馬に関しては、その格言はあてはまりません。
2着、3着の可能性はありますが、勝つのは厳しいと言わざるを得ません。
<該当馬>
・ダイワキャグニー
・インティ
・アルクトス
・タイムフライヤー
・サンライズノヴァ
・スワーヴアラミス
・ソリストサンダー
・ケイティブレイブ
・エアスピネル

【残った馬】
・カフェファラオ
・サンライズホープ
・ミューチャリー

補足データとして、ダートのレースはリピーターが多いと言われている中で、フェブラリーSはフェブラリーH時代も含めて連覇が一度しかない、というのがあります(代わりに2着、3着には結構来ます)。
例外はコパノリッキー。この馬はデータブレイカーとしか言いようがありません。
正直昨年より買い材料が少ないカフェファラオ。勝つまではどうでしょうか。

ということで、南関東競馬好きでもありますので
◎ミューチャリー
○サンライズホープ
▲カフェフォラオ
△①~④に該当しない7歳以上のお馬たち+テオレーマ
という予想にします。

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