人が変わるとき
人がグーンと変わる瞬間は『困ったとき』で『自分でどうにかしなければならないとき』です。
いわゆる、大きな壁を目の前にしたときにそれを乗り越えたときです。
人が成長するパターンに『失敗をする』ということがありますが、これにはひとつ難点があります。
それは、
失敗を反省しているか?
です。
失敗した。と認識することはある程度の方はできると思いますが、じゃあ、次同じパターンが来た時どうするの?を考える人がはすごい少ないです。
それって、失敗を失敗と認識していないこと。
これに尽きます。
失敗を失敗と認識してない原因は、
当事者意識で取り組んだかどうか?です。
言われてからやった。指示通り動いた。目的は知りません。私は関係ありません。失敗すると思ってました。etc...
成長するには自分ごとのように物事に取り組み、成功に導くためにするにはどうすればいいのか?を考え尽くすことです。
そうすると、『やってみなければ分からない壁』にぶち当たります。
超えられなかったときは失敗になり、次どうするか?を考え、またチャレンジしていけばいいのです。
また、成長させたい相手がいれば当事者意識をもたせ、自分ごとのように考えさせてあげることです。
...話がそれました。
人がグーンと変わる瞬間は『困ったとき』で『自分でどうにかしなければならないとき』
です。
困るには超烈な当事者意識が必要になります。
単純に自分一人しかいなければ、自分しかいないので困ったときに自分で解決するしかありません。
チームの時は、チームリーダーが1番困りそうですが、そんなことありません。
強烈な当事者意識を持つことで、リーダーではない人も影のリーダーとして自らで認識し、チームメンバー全員およびリーダーさえも巻き込んでチームの成功に導くことをするのです。
これこそが強烈な当事者意識です。
このモードに入ると、めちゃくちゃ考えなきゃいけないし、めちゃくちゃ動かないといけないし、めちゃくちゃ不安になります。
ただ、そこから解放された時の、
一皮剥けた感
パネーっす。
反省すべきことの圧倒的多さ
パネーっす。
私も若い頃(26歳)、コンサルでもなんでもないのに、
『A社さんの為になることやってあげて』
と言われ、
(...いや、この人何言うとんねん、、むちゃくちゃや、お客さんと話したこともないし、まず何すればええねん。。いや、まずA社さんの希望なんか?望んでなければ、お前なんなん感半端ないやん、困ってること聞きにいきたいけど、ある程度知識つけなアカンわ。どないしまひょ。)
と、えびす丸の真似をしながら焦ってましたが、
『わかりました。やるだけやってみます。』
と、返事をし、
がむしゃらに人材育成について勉強し、提案資料を作成し、A社経営層の承認を受け、
A社の幹部10人ほどを前にプレゼンをし、
なんとかスタートを切ることができた。
このプレゼンをする日までの困った期間が私のグーンと変わった瞬間でした。
人が変わる時は、失敗したときではなく、
困ったとき。
です。
最後までお読みいただき有難うございます。 何かのお役に立てれば幸いでございます。